11月7日放送の「バリューの真実」(NHK Eテレ)では、トースト術について取り上げた。その中でSixTONESのメンバーが高校生のアイデアを絶賛する一幕があった。

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■パンをよりおいしく食べるトースト術

番組が行ったアンケート調査で、高校生がトーストについて知りたいこととして挙がった「時短&腹持ちのいいレシピ」「パンくずがボロボロ落ちにくい方法」の2つについて、管理栄養士・豊田愛魅さんの分析を踏まえながら高校生やギャル曽根と共に紹介した。

まず「時短&腹持ちのいいレシピ」について豊田さんが、短い時間で作れる、たんぱく質・食物繊維を多く含むもの、糖質が多すぎないものを基準に評価。26のトーストの中から、高校生から「味が知りたい」という声が最も多く集まったサバ缶トーストを取り上げ、スタジオで試食を行った。

サバ缶トーストを考案したはやしさんによれば、はやしさんの母が忙しいときに出るキャベツの千切りとツナのあえものから着想を得たと話す。サバ缶トーストを手にしたギャル曽根は「このボリュームすごくないですか?」と驚いていた。

田中樹の「じゃあいただきましょうか」の合図で、メンバーも「いただきます」と続け、松村北斗は「はやしさん食べるね」とリモート出演するはやしさんに直接声をかけていた。

サバ缶トーストを試食したメンバーは「んー!」「おいしい!」と目を閉じてうなりながら味わっていた。ジェシーが「全部がいい!」と言えば、京本大我も「これ、ヤバいわ。キャベツのシャキシャキもまたいいわ」とコメント。田中も京本のコメントに同調した上で、「サバを崩しすぎなかったのがめちゃくちゃいい」と絶賛した。

番組では、この他にパンくずが落ちないトースト術や、バタートースト術についても取り上げた。

SixTONESの褒める力

サバ缶トーストを試食した際に、うなるようにして食べていたSixTONES。中でも森本慎太郎は「お母さんこれをツナで作ってたわけでしょ?お母さんもすごいし、はやしさんもサバのみそ煮に目をつけたのがすごい」と、親子のアイデアを褒めていた。

リモートで出演したはやしさんは、自分ではおいしいと思っていたが、他の人から見たらどう思うかなと心配に思っていたことを明かすと、高地優吾は「自信持っていい、これは」と太鼓判。ジェシーも「次のレシピが楽しみ」と続けた。

さらに、森本は「これね、静岡の駅前で店出して欲しい」とコメントすると、田中も「マジでさ駅前でちょっと売ってたら朝飯でパッと買ったりしてもさ、全然いいよね!」と続け、京本も「10年後、静岡名物とかになってるかも」と絶賛。松村のコメントは放送されなかったものの、口いっぱいに頬張り、メンバーの言葉に深くうなずいたり拍手をしたりと、リアクションを交えながらじっくりと味わっていた。

レシピを考案したはやしさんにとっても、彼らがおいしそうに食べる姿や、褒める言葉をたくさんかけてもらったことで大きな自信につながったことだろう。SixTONESがありきたりの言葉ではなく、自分たちの言葉で真っすぐに褒めていたのが印象的。ポジティブな言葉によって、明るく前向きな雰囲気が生まれることを実感する放送回だった。

※高地優吾の高は正しくは「はしご高」

◆執筆・構成/ザテレビジョン編集部 バラエティ班

SixTONESがMCを務める「バリューの真実」が11月7日に放送された