ナポリは8日、チャンピオンズリーグ(CL)グループC第4節でウニオン・ベルリンをホームに迎え、1-1で引き分けた。

2週間前に敵地で行われた前節ウニオン戦をウノゼロ辛勝とした2位ナポリ(勝ち点6)は、オシムヘンの負傷欠場を受けて公式戦3戦連発のラスパドーリがクワラツヘリア、ポリターノと3トップを形成した。

公式戦連敗が12に伸びている最下位ウニオン(勝ち点0)に対し、立ち上がりからナポリが押し込むと、17分に決定機。クリアボールのルーズボールを拾ったボックス内のジエリンスキがシュートに持ち込んだが、GKレノウにセーブされた。

さらに24分、CKの流れからナタンのヘディングシュートがポストに直撃したナポリが一方的な展開とする中、30分に押し切りかける。

マリオ・ルイの左クロスをファーサイドのディ・ロレンツォがヘッドで折り返し、最後はゴール前に詰めていたアンギサが頭で押し込んだ。しかしVARが入り、ディ・ロレンツォにファウルがあってノーゴールに覆った。

それでも39分に正真正銘の先制ゴール。マリオ・ルイの左クロスがDFにディフレクトしたところ、ポリターノの胸に当たったボールがゴールに吸い込まれた。

前半追加タイムにはユラノビッチの直接FKがポストに直撃し、ナポリが1点のリードで前半を終えた。

しかし迎えた後半開始7分、ロングカウンターを受けた流れから同点とされてしまう。フォファナにロングボールでディフェンスライン裏を取られた流れから、ベッカーに打たれたシュートはGKメレトが防ぐもルーズボールをフォファナに決められた。

追いつかれたナポリは55分にショートコーナーからラフマニのヘディングシュートでGKを強襲するも、攻めあぐねる状況を強いられる。

83分にようやくクワラツヘリアが枠内シュートを放つも、最終盤にかけても好機を作れなかったナポリは1-1のままタイムアップ。勝ち点1を積み上げるに留まった。

一方、公式戦連敗を止めたウニオンだったが、2試合を残して敗退が決まっている。

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