アーセナルの日本代表DF冨安健洋は大事をとっての交代だったようだ。クラブ公式サイトが伝えた。

8日、チャンピオンズリーグ(CL)グループB 第4節でアーセナルはホームにセビージャを迎えた。

7シーズンぶりにCLを戦うアーセナル。グループステージ突破に向けた最大のライバルとも見られるセビージャとは第3節のアウェイゲームで1-2と勝利しており、連勝を収めたいところだった。

4日に行われたプレミアリーグ第11節のニューカッスル・ユナイテッド戦では先発フル出場した冨安は、このセビージャ戦も先発出場。CLでは3試合連続で先発のピッチに立った。

試合は29分に見事な崩しからレアンドロ・トロサールが先制ゴールを決めると、64分にはブカヨ・サカが追加点。2-0でセビージャを下し、ラウンド16進出に王手をかけることとなった。

先発した冨安は左サイドバックとしてプレーしたものの、前半のみでDFオレクサンドル・ジンチェンコと交代。ミケル・アルテタ監督は、試合後の記者会見で交代の意図を明かし、違和感があったとした。

「彼は前半に少し違和感を覚えていた。我々はリスクを負いたくなかった」

「彼は多くの時間をプレーしておあり、明らかにアレックス(・ジンチェンコ)をいつでも出場させられるようにベンチに置いたことは正しい決断だったと思う」

過去2シーズンもシーズン途中に負傷し、長期離脱している冨安。ポジション争いで勝てそうなこのタイミングでも再び違和感を覚えたとのことで、離脱にならないか心配されている。

8日には北中米ワールドカップのアジア2次予選に臨む日本代表メンバーにも名を連ねた冨安。DF板倉滉(ボルシアMG)が負傷離脱中ということもあり、アーセナルだけでなく日本にとっても心配なニュースに。森保一監督は「もちろんケガはさせたくない」と選手の披露なども考慮したいと語っていたが、どうなるだろうか。



久保所属のソシエダvsベンフィカアヤックスvs三笘所属のブライトンなど
CL・ELはWOWOWで放送&配信!
>無料トライアル・放送予定など詳しくはこちら