ポルトガル代表MFアンドレゴメス(30)がエバートンで不良債権と化している。イギリスフットボールインサイダー』が伝えている。

若手の頃にベンフィカからバレンシア、そして22歳でバルセロナと順調にステップアップしたアンドレゴメス。しかし、バルセロナでバックアッパーの域を出ず、加入から2年後の2018年夏にエバートンへと放出された。

エバートンではそれなりに重要な存在として活躍も、2021-22シーズンに入って出場機会が減少。後半戦はベンチ入りすらできない試合が増え、翌22-23シーズンはリーグ・アンのリールへとレンタル移籍で放出される。

1年でエバートンに復帰し今季を迎えているが、プレミアリーグ第1節のフルアム戦でベンチ入りして以降、公式戦全試合でベンチ外。慢性的な財政難に苦しむエバートンは、出場ゼロの不良債権を来年1月で売却する方針だという。

また、アンドレゴメスの売却は人件費削減という観点からも重要。同選手に対しては週給11万ポンド(約2000万円)以上を支払っているとのことだ。

ただ、アンドレゴメスは契約が2024年6月までとなっているため、エバートンとしては、売却益を得るには来年1月の売却が必須。来夏まで待てば人件費は減らせるが、売却益は入ってこない。買い手は見つかるだろうか。