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向こう1か月は、低気圧や寒気の影響を受けやすい時期があるため、降水量は平年より多く、日照時間は少ないでしょう。札幌などの初雪も間近になりそうです。最新の1か月予報をもとに予想される天候の特徴をまとめました。

1週目(11月11日~17日) いよいよ札幌など初雪の観測があるかも

今日(9日)、札幌管区気象台から向こう1か月の見通しが発表されました。明日(10日)以降は、日本海側で雪や雨の降る日が多く、雷を伴った激しい雨になることもあるでしょう。特に寒気のピークとなるのは11日頃で、山沿いだけでなく平地でも雪が積もる所がある見込みです。札幌など、今シーズン、まだ初雪を観測していない地点でも初雪となるでしょう。オホーツク海側や太平洋側では晴れ間がありますが、オホーツク海側では11日頃は雪が降る見込みです。今シーズン初めて積雪や凍結路面となりそうですので、車の運転は冬用タイヤなどを装着しておきましょう。天気の回復は15日以降となりそうです。気温は平年並みか低い見込みです。これまでは気温が平年よりかなり高くなったため、急に寒くなったように感じられるでしょう。16日以降は気温も少し高くなりそうです。

2週目(11月18日~24日) 歩きスマホは怪我のもと

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日本海側やオホーツク海側では低気圧や寒気の影響を受けやすく、平年に比べて曇りや雪、雨の降る日が多いでしょう。太平洋側では平年と同様に晴れる日が多い見込みです。平年では旭川で24日には根雪になる頃で、歩行者も路面状況の変化には注意が必要です。気温は平年並みの見込みで、雪が降ったりとけたりするでしょう。日中とけた雪が朝晩は凍結する所があり、歩きスマホなどしないよう、注意して下さい。

3~4週目(11月25日~12月8日) ヒートショックに注意

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日本海側やオホーツク海側は曇りや雪、雨の降る日が多く、太平洋側では晴れる日が多いでしょう。気温は平年並みか高い見込みですが、冬らしく寒い日もある見込みです。急激な温度変化により血圧が短時間に変動することで体調を崩すことをヒートショックといいます。この時期には屋外と室内、または室内の中でも脱衣所や廊下などと居間では気温の差が大きくなります。特に北海道では冬には室内の温度が高いですが、入浴する時は浴室の脱衣所などを事前に暖めておき、温度差を少なくしてヒートショックを防ぎましょう。

北海道の1か月予報 札幌など、いよいよ初雪が間近に