Pie Systems Inc.(本社:カリフォルニア州、CEO:Sunny Long)の日本法人である株式会社Pie Systems Japan(本社:東京都中央区、CEO:水野 博商)(以下「Pie Systems」)は、「魚町銀天街」(福岡県北九州市、理事長 梯 輝元)が、 2023年11月9日(木)よりデジタル免税カウンター「PIE VAT Station(パイ・ヴィエイティー・ステーション)」を導入したことをお知らせします。

Pie Systemsに免税手続きを委託した魚町銀天街店舗における訪日外国人客のショッピングの免税手続きを当社が一括して行うため、各店舗の業務負荷が軽減されます。また、訪日客は、各店舗で待つことなく免税ショッピングが出来るようになり、訪日客の満足度が向上します。

今後も北九州市、地域の商店街と協業し「PIE VAT Station」の導入拡大による「免税ショッピングタウン(エリア)」化を推進していくことで、インバウンド需要の取り込み、地域の観光振興を目指してまいります。

■ Pie Systemsのデジタル免税カウンター「PIE VAT Station」について

1)商店街のメリット

  ・︎商店街内店舗の満足度が向上

   免税販売に関する店舗負担が軽減され、簡単に免税販売を行うことができるようになります。店舗の

   満足度を高めることができるほか、新規店舗誘致の切り口にもなります。

  ・︎点としてではなく、面として訪日客の需要を取り込むことができる

   各店舗が個別で免税販売を行うのではなく、商店街において免税ができることをアピールでき、新たな

   インバウンド需要を取り込むことができます。

  ・︎ダッシュボードで店舗の免税取引データを確認&分析し、地域のインバウンド対策に活用できる

ダッシュボード画面では、参加店舗の免税取引の明細や国籍別データなどをご確認いただけるため、

   地域のインバウンド対策に有効にご活用いただけます。

2)参加店舗のメリット

  ・︎インバウンド需要の獲得、売上アップが期待できる

   免税対応により訪日客の呼び込みができるほか、複数店鋪での購入分をカウンターで一括処理するため、

   買い回りが期待できます。

・︎低単価商品を扱う店舗も免税が可能になる

免税対象金額(税抜5,000円)に満たない店舗についても、参加店舗間においての合算で免税販売ができ

    ます。

・︎煩雑な免税手続き・作業が不要

    Pie Systemsが店舗の免税店申請を無料で代行するため、各店舗での各種申請や免税手続きは不要です。

    また、店頭での免税資格の確認や免税梱包などの手続きが不要で、通常通りのレジ処理で訪日客へ免税

販売ができます。店内において訪日客による免税手続き待ちの長蛇の列ができることも避けられます。

他言語対応が出来ない店舗でも安心です。

・︎ダッシュボードで自店舗の免税取引データを確認&分析し、インバウンド対策に活用できる

ダッシュボード画面では、参加店舗にも自店舗の免税取引の明細や国籍別データなどをご確認いただける

ため、インバウンド対策に有効にご活用いただけます。データをダウンロードすることも可能です。

・︎ローコストで免税対応ができる

Pie Systemsのデジタル免税カウンター「PIE VAT Station」は、店舗における利用費用が発生しません。

免税手続きに必要な免税店ステッカーや免税手続きリーフレット、消耗品の梱包資材も、Pie Systemsが

無料で提供します。

3)訪日客のメリット

  ・︎免税手続きを一括でき、滞在時間を有効活用できる

複数店舗での購入分をカウンターで一括処理するため、各店舗で待たずにショッピングができます。

  ・︎複数店舗での購入分も 合算して免税対象にできる

複数店鋪での購入分が合算され免税対象となるため、免税対象金額に届きやすくなります。

  ・︎非接触(コンタクトレス)で免税手続きができる

   Pie Systemsのデジタル免税システム(アプリ)「PIE VAT」を通して非接触で免税手続きが完了できる

ため、安全・安心です。アプリ内で手続きのステータス(進捗状況)も確認できます。

  ・︎キャッシュレスで返金

   従来なら現金(日本円)にて返金されるところを、クレジットカードや電子決済サービス WeChat Pay、

PayPalなどにおいてデジタル返金を受けられます。

・︎旅行中のインターネット接続も安心

アプリ「PIE VAT」内で、無料インターネット接続サービスを利用することが出来ます。

   (https://prtimes.jp/main/action.php?run=html&page=releasedetail&company_id=82580&release_id=25&owner=1

北九州市 産業経済局 商業・サービス産業政策課長 楠本 祐子様コメント

九州の最北端に位置する北九州市は、海と山に囲まれた景観の美しさや自然の恵みがもたらす海の幸、山の幸など様々な魅力を有しています。

日本新三大夜景都市」全国第1位に認定された夜景や「小倉城」「門司港レトロ」など見どころもたっぷりです。

コロナ禍で落ち込んでいた観光客も増加傾向にあり、この機会を捉えて、本市の魅力をPRし、訪れた方に存分に北九州市を味わっていただきたいと思っております。

そのような中、この度の「魚町銀天街」による「PIE VAT Station」導入は、インバウンド需要の取り込み拡大への追い風となるものです。この取り組みが魚町銀天街や周辺商店街のにぎわいづくりに繋がるよう、本市としても応援してまいります。

魚町商店街振興組合理事長 梯 輝元様コメント

魚町銀天街商店街は、昭和26年に創立した「日本初のアーケード付き商店街」です。小倉駅からほど近く、グルメやお買い物を楽しんでいただけます。北九州市がOECDよりアジア初の「SDGs推進に向けた世界のモデル都市」に認定されたことをきっかけに、近年では魚町銀天街も「SDGs商店街」を目指した取り組みを行っています。「PIE VAT Station」の導入により、訪日客に免税ショッピングを楽しんでいただき、北九州市や魚町銀天街の魅力を感じていただけたら幸いです。

Pie Systems Japan CEO/水野 博商コメント

多くの訪日客が訪れる「魚町銀天街」に、Pie Systemsのデジタル免税カウンター「PIE VAT Station」を導入いただけたことを大変嬉しく思います。既に導入済の店鋪からは、「免税手続きや対象商品の梱包作業を店頭で行う必要がなくなり、業務が楽になった。お客様のレジ待ちの行列を解消できた。」といったお声をいただいており、店舗様の業務負荷軽減・効率化を実感いただいています。

今年9月には月間の訪日客数が新型コロナウイルス流行前の水準をほぼ回復し(※)、最近ではオーバーツーリズムによる訪日客の満足度低下が懸念されています。「PIE VAT Station」では、免税手続き完了後にお客様(訪日客)をお呼びするためカウンターでの待ち時間を最短化でき、訪日客の顧客体験向上を実現できます。

北九州市および「魚町銀天街」の魅力を訪日観光客の皆様に知っていただくための方法の一つとして、カウンターをご活用いただけましたら幸いです。

Pie Systemsは、”Empowering Local Partners Globally”というミッションのもと、インバウンド旅行者とPIE VAT加盟店様をつなぐ「Travel Platform」となることを目指しています。従来より提供している免税手続き電子化サービス「PIE VAT」や訪日観光客向け無料インターネット接続サービスに加え、今後も、訪日観光客の需要を取り込み全国の地域活性化のご支援を続けてまいります。


■ 「Pie Systems」について

2018年米国にて設立されたトラベルテック(注)企業です。2018年にデンマークノルウェーにてサービスの提供を開始し、2021年より日本市場へ参入しました。”Empowering Local Partners Globally”を掲げ、各国・地域の事業者様と旅行者をつなぐ免税手続きデジタルソリューションの提供により、皆様のビジネスをグローバルに支援しています。

※)日本政府観光局(JNTO)報道発表より

注)トラベルテック:旅行(Travel)とテクノロジー(Technology)を融合させた造語。

テクノロジーを活用することで旅行者の手間を軽減し、シームレスな対応を推進する事業・取り組み。

PIE VAT Station導入に関するお問い合わせはこちら
https://pages.pievat.com/pievatstation 

配信元企業:株式会社Pie Systems Japan

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