マーベル・スタジオ最新映画『マーベルズ』がいよいよ10日に公開。本作の主人公キャプテン・マーベルキャロル・ダンヴァース(ブリー・ラーソン)は、『アベンジャーズ/エンドゲーム』でサノスを相手に規格外のパワーで圧倒的な活躍を見せつけた、アベンジャーズ最強のヒーローだ。そんな彼女の最強ぶりは、これまで共演してきたニック・フューリー役のサミュエル・L・ジャクソンらも口をそろえて絶賛しているほど。今回はキャプテン・マーベルの魅力を共演者のコメントとともに掘り下げる。

【動画】最強のキャプテン・マーベルさえも苦戦する謎の敵現る! 『マーベルズ』予告

 かつてはアメリカ空軍のパイロットだったが、事故によって全ての記憶を失った代償に“規格外のパワー”を手に入れたキャプテン・マーベルは、“フォトンブラスト”という衝撃波を繰り出すなど、ソーやサノスをも凌駕するほどの圧倒的パワーに加え、超人的なスタミナ耐久力も併せ持つヒーロー。さらに飛行能力も持ち、アイアンマンのようにパワードスーツを装着せずとも “生身で宇宙空間を飛び回る”ことが可能で、『エンドゲーム』では、映画史に名を刻む最凶最悪の敵サノスと戦い、サノス頭突きにも眉一つ動かさず、力で圧倒しひざをつかせピンチに追いやるなど、規格外のパワーで戦況を一気に逆転させる“最強ぶり”を披露している。

 そんな彼女についてニック役のサミュエルは「彼女は、マーベル映画の世界で最も強力なキャラクターだよ!彼女にはどんな困難も乗り越えていくエネルギーがある」と彼女の持つ力を絶賛。

 『キャプテン・マーベル』で共演したジュード・ロウは「彼女はMCUのヒーローの中でも屈指のスーパーパワーに加えて、どんな逆境にも負けないメンタリティも兼ね備えている」と、肉体的な強さだけではなく、メンタルの“最強ぶり”を明かしている。実際に、彼女はどんなヴィラン相手でも臆することなく立ち向かうだけではなく、ソーの武器ストームブレイカーが顔の真横を通り過ぎても微動だにしないほどに肝が据わっており、ソーからもメンタルの強さを認められるほどだ。

 同じく『キャプテン・マーベル』で共演したベン・メンデルソーンも「彼女に敵うキャラクターは見たことがないから、彼女がヴィランでなくてヒーローであることに心から安心するよ」と吐露。

 MCU全作品のプロデューサーであるケヴィン・ファイギは「キャプテン・マーベルの力は規格外であり、彼女はこれまでの映画に登場した中で最も強力なキャラクターですが、パワー以外の部分も十分魅力的なキャラクターであることは間違いありません」と、その魅力を力説した。

 しかし本作では、そんなキャプテン・マーベルさえも苦戦する謎の敵ダー・ベンが襲来。地球のみならずさまざまな惑星を守ってきた“ヒーロー”のキャプテン・マーベルを“破壊者”と呼ぶほどに憎み、地球を含む彼女が守ってきた惑星すべてを滅亡させようという壮大で恐ろしい計画を目論む。過去最大級の危機が迫る中、キャプテン・マーベルと、アベンジャーズオタクの高校生ヒーローのミズ・マーベル、そしてキャプテン・マーベルを家族のように慕う敏腕エージェントのモニカランボーの3人が入れ替わる謎の現象が発生…。これまで一人で戦ってきたキャプテン・マーベルは彼女らとチームを結成し、新たな強さに目覚めていく。

 主演のブリー・ラーソンは本作について「この映画では、キャプテン・マーベルがあり得ないと思うようなことにも、恐れずに挑み続けます」と自信を覗かせている。

 映画『マーベルズ』は、11月10日より日米同時公開。

『マーベルズ』場面写真  (C)2023 Marvel