少子高齢化の進む島根県浜田市において、大学生が各地域のローカル情報をより多くの住民へ伝えようと、浜田市内の今福地区と今市地区のまちづくりセンターと協働で、情報誌(まちづくりセンターだより)の映像化に挑戦中!

島根県立大学 地域政策学部 地域経済経営コース 村山ゼミナールでは、浜田市内の地域活性化を目的とした活動を積極的に展開しています。

村山ゼミナールでは、2022年から各まちづくりセンターと協働しながら、地域の情報を映像で発信する取組をしています。その一環として、2023年度は紙媒体にて発行されている地域の情報誌(まちづくりセンターだより)をより多くの住民に見てもらおうと、ニュース番組風の映像化に挑戦することにしました。

学生たちは、まちづくりセンターだよりを映像化することにより、1.老眼などにより文字をみることが難しい住民へ音声や映像により地域の情報を届けることができる。2.インターネットをよく利用する若年層へいつでもどこでも地域の情報が入手しやすい環境を提供できる。といったメリットを想定しています。

学生たちは、情報誌の映像化に向けた準備を6月までに終え、今福まちづくりセンターと今市まちづくりセンターへ情報誌の映像化を提案しました。両まちづくりセンターから映像化の了承を得ることができたため、10月より映像化に向けた詳細の打ち合わせ、および撮影を開始しました。

映像化では、大学生とまちづくりセンター職員がキャスターを務め、特に住民へ伝えたい情報をピックアップし、ニュース番組風に5分程度にまとめる予定です。映像化した情報はYouTube「島根まちづくり研究所」にて公開する予定です。

●今福地区で発行されている「いまふく」の映像化

「いまふく」10月号の撮影を、10月17日に今福まちづくりセンターにて行いました。

今回が動画撮影の初回ということもあり、学生たちは緊張し、なかなか要領よく撮影を進めることができませんでしたが、まちづくりセンターの皆さんの優しい対応によりとても救われました。

撮影は、センター職員の皆さんのおかげで,和気あいあいと楽しく進めることができました。

今福まちづくりセンターの皆さん。ありがとうございました。

●今市地区で発行されている「四つ葉だより」の映像化

四つ葉だより」11月号の撮影を、10月30日に今市まちづくりセンターにて行いました。

今福地区の経験を踏まえて、学生たちは要領よく順調に撮影を進めることができました。

今市まちづくりセンターの皆さん。ありがとうございました。

【学生の感想】

・今回の動画撮影を通して、今市・今福ともに、地域の方やセンター職員さんとのコミュニケーションをこれまで以上に取ることができたように感じました。また。見てくださる住民の方に、いかに今市らしさ、今福らしさを動画で提供できるかを念頭に置いて撮影することができたと思います。(2回生)

・地域の方へ向けた内容と伝え方をセンターの方と考えることは私にとって良い経験でした。(3回生)

・今市と今福の撮影の中で、しっかりと役割分担や時間設定などの段取りを組んだうえで行うことが重要であるということがわかりました。また、様々な会話を通した地域の方々とのコミュニケーションが信頼関係の構築に必要であるということも実感しました。(3回生)

・今回の動画撮影を通して貴重な経験ができました。初めて1からやってみて、重要なところが分かってきたので今後に活かしていきたいです。(2回生)

・初めは不安もあったし、緊張もしていましたが、楽しく撮影することができた。段取りがどれだけ重要かを知ることができたので、今後はしっかり段取りを確認して、スムーズに撮影できるようにしていきたい。(3回生)

・今回の動画の撮影を通して段取りをしっかりする必要があることを学ぶことができました。また、まちづくりセンターの方や地域の方と関わることができ、とても良い経験ができました。(3回生)

配信元企業:公立大学法人島根県立大学

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