マクセル株式会社(取締役社長:中村 啓次/以下、マクセル)の空中ディスプレイ「AFID(Advanced Floating Image Display)」モジュールが、株式会社ナカヨ(代表取締役社長:貫井 俊明/以下、ナカヨ)の「エアーディスプレイ」に採用されました。
 本採用は、2023年8月に発表したナカヨとの「無人受付システム『NYC Reception』向けの次世代ディスプレイ実用化プロジェクト」によるものです。

AFIDモジュールを採用したナカヨ「エアーディスプレイ」の無人受付システム「NYC Reception」イメージ

 

 現在、マクセルは、お客様やお取引先様とともに空中ディスプレイを活用したシステムによる価値創造に取り組んでいます。

 空中ディスプレイは、さまざまなエンドユーザーから活用が期待されています。一方で個別システムへの適用や空中での画像表示が暗く視認しにくい点が課題となっていました。

 マクセルのAFIDモジュールは、非接触の光センサーを搭載しており、特別なソフトウェアの調整なしで、空中像をタブレット端末のように操作でき、ハードウェアに関する特別な知識がなくても、空中操作できるシステム構築が容易です。また、マクセルのAFIDモジュールは、高輝度な空中像を表示する独自の光学技術であるLLIS(*1)の採用により、3000cd/平方メートル という明るさを可能にし、空中での高い視認性を実現しています。

 マクセルのAFIDモジュールが搭載されたナカヨの「エアーディスプレイ」は、ナカヨが掲げるスマートX事業のターゲットとなる「オフィス」「介護・医療」「工場」「ビル・テナント」「文教・公共」の各現場での課題解決・価値創造に活用される予定です。その第1弾として「ビル・テナント」分野の無人受付システム「NYC Reception」の操作用ディスプレイがナカヨより提供されます。

 アプリケーションデザインに、空中ディスプレイに関する両社の知見を集約し、操作感を向上させることで、ビルやオフィスのエントランスのイメージアップや企業ブランディングに活用できる画面デザインができます。このほか、商業施設、イベント会場、テーマパーク、ホテル、図書館などの公共施設においても、受付や施設案内、サイネージと組み合わせることで、機能性を併せ持つ新たな空間デザインを作り出すことも可能になると考えています。

 マクセルは、さらに多くのエンドユーザーやお取引先様の課題解決、価値創造をめざして、多くの企業との共創を進めていくとともに、今後も、アナログコア技術に根差した映像光学製品の開発に取り組み、現場のニーズに対応した製品を提供していきます。

*1 LLIS: Laser Like Image Source

■商標

・「NYC Reception」、「ナイス レセプション」は株式会社ナカヨの商標です。

・記載の会社名、製品名は、それぞれの会社の商標または登録商標です。

■株式会社ナカヨ リリースページ

空中ディスプレイエアーディスプレイ』発売 

https://www.nyc.co.jp/release/2023_release/20231107.html

■空中ディスプレイ「AFID」Webページ

https://biz.maxell.com/ja/display_equipment/afid.html

■空中ディスプレイ「AFID」に関するお問い合わせ先 

マクセル株式会社 新事業統括本部

お問い合わせフォーム:

https://biz.maxell.com/ja/display_equipment/inquiry_form_input.html

以上

配信元企業:マクセル株式会社

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