インテルイタリア代表DFアレッサンドロ・バストーニがザルツブルク戦を振り返った。

インテルは8日、チャンピオンズリーグ(CL)グループD第4節でザルツブルクと対戦し、敵地で0-1と勝利。この結果、現在グループ2位ではあるものの、2試合を残してラウンド16進出が決まり、過密日程を和らげることに成功した。

今やインテルを象徴する存在の1人となっているイタリア人DFバストーニは試合後、イタリアスカイ・スポーツ』で90分間を振り返り、チームの成長を「上手くいかなかった時間帯」に見出している。

「この結果(1◯0)には心底満足している。ザルツブルクは本当に良いチームだからね。けど、僕たちは彼らのポテンシャルやチーム力を適切に理解し、フィジカルバトルでも決して譲らなかったよ」

「前半はかなり走らされた印象もある。ただ、僕はこれさえもインテルが進歩した証だと感じることができる。なぜなら、後半に入って攻撃できるようになるまで、忍耐を持ち、反転攻勢のチャンスを窺っていた、という事実が生まれたわけだからね」

前半を0-0で終えたインテルは試合終盤の85分、FWラウタロ・マルティネスがPKを沈めて先制点。精神的支柱の1発を守り抜き、アウェイで0-1という手堅い勝ち点「3」を掴み取っている。

イスタンブールでのファイナル(昨季のCL決勝マンチェスター・シティ戦/0●1)で僕たちは確かな爪痕を残した…団結さえしていれば、どんな相手でも勝つチャンスがあると気づいたんだ。今季は新加入の選手にも『インテルプレーすることの意味』を上手く伝えれた実感があるよ」

「僕たちは成熟した集団だ。これからもっと上手くやっていきたいね」

24歳という若さながら、すでにインテルで5年目を迎え、一貫して主力としてプレーするバストーニ。その言葉の節々からは、現チームの充実感とともに、チームリーダーとしての責任感も浮かび上がってくる。

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