カンファレンスリーグ(ECL)グループステージ第4節が9日に欧州各地で行われた。

創設3年目を迎えるチャンピオンズリーグ(CL)、ヨーロッパリーグ(EL)に次ぐUEFA3番目のコンペティションにはAZのDF菅原由勢フランクフルトのMF長谷部誠、クラブ・ブルージュのMF本間至恩、ヘントのDF渡辺剛、ディナモ・ザグレブのMF金子拓郎、ヘルシンキのMF田中亜土夢ら日本人6選手が参戦。

菅原が先発出場したAZは、アウェイでアストン・ビラと対戦し1-2で敗退した。前回対戦で惨敗を喫したAZは、この試合も開始早々に3分にラングレにネットを揺らされたが、これはVARの末にオフサイドが認められ、ゴールは取り消された。

ゴールレスで迎えた後半、AZは開始早々の51分に先制する。クラジーのロングフィードからDFの裏に抜け出したパヴリディスがゴール前まで持ち上がり、冷静にゴールネットを揺らした。

先制したAZだったが、61分にベイリーの左CKからジエゴ・カルロスにヘディングシュートを流し込まれて追いつかれると、81分にもワトキンスにゴールネットを揺らされ、逆転負けを喫した。

そのほか、長谷部の所属するフランクフルトはアウェイで田中の所属するヘルシンキと対戦し2-0で勝利。また、本間のクラブ・ブルージュはホームでルガーノと対戦し2-0で勝利、渡辺のヘントはアウェイでブレイザブリクと対戦し3-2で勝利、金子のディナモ・ザグレブはアウェイでビクトリア・プルゼニと対戦し0-1で敗戦した。

また、グループステージ4連勝を飾ったビクトリア・プルゼニが今節で首位通過が決定し、決勝トーナメント進出を決めている。

グループA
スロヴァン・ブラチスラヴァ 1-1 リール
オリンピア・リュブリャナ 2-0 KIクラクスヴィーク

グループB
ブレイザブリク 2-3 ヘント
ゾリャ 1-3 マッカビ・テルアビブ

グループC
アスタナ 0-0 バルカニ
ビクトリア・プルゼニ 1-0 ディナモ・ザグレブ

◆グループD
クラブ・ブルージュ 2-0 ルガーノ
ベシクタシュ 1-2 ボデ/グリム

◆グループE
アストン・ビラ 2-1 AZ
レギア・ワルシャワ 2-0 ズリニスキ・モスタル

◆グループF
フェレンツヴァーロシュ 1-1 ヘンク
チュカリチュキ 0-1 フィオレンティーナ

◆グループG
ヘルシンキ 0-1 フランクフルト
PAOK 2-2 アバディーン

◆グループH
ルドゴレツ 2-0 フェネルバフチェ
ノアシェラン 1-1 スパルタク・トルナヴァ