レアル・マドリードは9日、ウルグアイ代表MFフェデリコ・バルベルデとの契約延長をクラブ公式サイトで発表した。

 レアル・マドリードとバルベルデは2021年8月に2027年6月30日までの契約を結んでいたが、今回さらに2年延長し、新契約は2029年6月30日までとなった。なお、移籍市場に精通するイタリア人記者のファブリツィオ・ロマーノ氏によると、契約解除金は10億ユーロ(約1615億円)に設定されたという。

 現在25歳のバルベルデは2016年夏に母国のペニャロールからレアル・マドリード・カスティージャに加入。2017-18シーズンはデポルティーボへとレンタル移籍し、2018年夏からレアル・マドリードプレーしている。

 ここまでクラブ通算では公式戦220試合に出場し、19ゴール18アシストを記録。チャンピオンズリーグ(CL)で1回、クラブワールドカップで2回、UEFAスーパーカップで1回、ラ・リーガで2回、コパ・デル・レイで1回、スーペルコパ・デ・エスパーニャで2回優勝を経験し、計9個のタイトルを獲得している。

 今シーズンもここまで公式戦全16試合出場で1ゴール3アシストを記録しているバルベルデは契約延長に際し、クラブ公式サイトで以下のようにコメントを発表している。

「このような特別な場所に戻ってきて、このような重要な契約更新を家族と共にできることは大きな喜びだ。僕は世界最高のクラブにいて、とても誇りに思っている。レアル・マドリードは僕にすべてを与えてくれた。いい人間でいい選手であること、成長して子どもたちの模範になるための成熟や価値観などをね。マドリードというのは全世界のイメージであり、僕たちは模範である。このバッジを代表できることをとても嬉しく思っている」

 なお、レアル・マドリード10月31日にブラジル代表FWヴィニシウス・ジュニオールと、11月2日には同代表FWロドリゴと、同7日にはフランス代表MFエドゥアルド・カマヴィンガとも契約延長を発表しており、3選手に続いてバルベルデも新契約を締結したこととなった。

契約を延長したバルベルデ [写真]=Getty Images