雑誌「TVガイド」を発行する株式会社東京ニュース通信社は、『「ヨン様」の名付け親が初めて語る韓流秘話 韓流前夜』(丸山幸子/著)を12月5日(火)に発行いたします。全国の書店、ネット書店にてご予約いただけます。

『「ヨン様」の名付け親が初めて語る韓流秘話 韓流前夜』丸山幸子/著(東京ニュース通信社発行)

今年は韓流上陸20周年記念の年。2003年に「冬のソナタ」がNHKで放送されてから20年、ペ・ヨンジュンに始まったブームはすぐに終わるかに思えたが、その後ドラマからK-POPに波及し、日本を、世界を席巻し、世界最強ともいえるコンテンツに大きく飛躍していった。

当時、嵐のような韓流ブームが巻き起こる直前に、その予兆に気づいて一早く雑誌メディアで取り上げたのが「もっと知りたい!韓国TVドラマ」編集長の丸山幸子だ。ペ・ヨンジュンを「ヨン様」と名付けたその人である。彼女自身が「冬のソナタ」にハマり、突き動かされるように出版を企画し、予想もしなかった大ヒットを収め、その後の日本における韓流文化を20年近く伝え続けることになる。

そんな「韓流前夜」の様子から、その後の韓流文化の大きなうねりを間近で見てきた彼女が当時を振り返り、どのような経緯をたどり現在の「世界最強」ともいえるコンテンツに成長していったのか、自身が雑誌を作るうえで感じ、見てきたところをあますところなく伝える。パク・ヨンハ、ヒョンビン、チャン・グンソクなど実際に会った多くの韓流スターの取材裏話も。

【著者プロフィール】

丸山幸子(まるやま さちこ

和歌山県田辺市出身。津田塾大学学芸学部英文学科卒業、ビジネス・ブレークスルー大学大学院経営学研究科経営管理専攻(MBA)修了。株式会社共同通信入社後、「FMfan」「TVfan」「もっと知りたい!韓国TVドラマ」などの雑誌編集長を歴任。日本初の韓流ドラマ専門誌を立ち上げ、「ヨン様」の名付け親として知られる。

  • 本書の内容

第1章 日本初韓流ドラマ専門誌の誕生 

大きなうねりの前触れ

「冬ソナ」にハマる

海外ドラマ本」→「韓国ドラマ本」に企画を変更

強力な体育会系助っ人

ロケ地取材の糸口

取材準備 キャプチャー300枚超

韓国に出発

ペ・ヨンジュン事務所に突撃訪問

ヨン様」誕生

ソウルから江原道へ

春川名物「タッカルビ

「ロケ地ツアー」のネタ元

ポラリスネックレス

「秋の童話」ロケ地と江原道の観光地

第2章 韓流到来

日本人の変化

パク・ヨンハ、日本デビューのきっかけ

ヨン様、動き出す

「韓流四天王」の登場

「韓流」は中国語

韓国発「ファンミーティング」

「ファンクラブ」日韓の違い

事業化した「ファンミーティング」

まるでカオス。手探りの日本韓流黎明期

第3章 韓流ビジネスの拡大

ブームはいつまで?

チャンスとタイミングをモノにするチャレンジ精神

中国市場の台頭

エンタメ企業の経営体制強化

中国からの締め出し、新テレビ局の誕生

IT革命と韓流エンタメ

韓流とネットフリックス

配信事業の競争激化

日本の雑誌の苦境

第4章 世界最強のコンテンツへ

パラサイトアカデミー賞受賞の衝撃

世界化するための英語の重要性

財閥系企業、CJ の力

BTSの登場

防弾少年団のデビューと日本

K-POPとジャニーズ

日韓アイドルコンサートの違い

外部環境の変化に強い韓国エンタメ

      

第5章 韓流、政治、ボーダレス

金大中元大統領の文化政策

韓流の扉を開いた「日韓共同宣言」

日韓関係と韓流

日韓トップ交代で関係回復

文化交流はボーダレスに

第6章 私の出会った韓流スター

パク・ヨンハ

チャン・グンソク

「春のワルツ

イ・ヒョンミン監督

【商品情報】
『「ヨン様」の名付け親が初めて語る韓流秘話 韓流前夜』丸山幸子/著
●発売日:2023年12月5日(火)※一部、発売日が異なる地域がございます
●定価:1,540円
●仕様:四六判、ソフトカバー、216ページ
●発行:東京ニュース通信社
●発売:講談社
全国の書店、ネット書店(honto<https://honto.jp/netstore/pd-book_32933811.html>ほか)にてご予約いただけます。

【関連サイト】
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