株式会社セルクラウド(本社:東京都渋谷区、代表取締役 中島謙一郎)は、第三者割当増資により、今年に入り約4億4千万円の資金を調達(2023年9月末時点)、累計調達額が10億円4千万円に到達したことをお知らせします。

主な資金使途としては、マイクロCTC検査を活用した、がんリスク検査の検査センターにおける検査精度向上を目的とした検査装置の購入、専門人材(高いスキル・経験を持つ検査技師)の採用、認知拡大を目的としたマーケティング・PRへの投資などを見据えています。

また、資金調達に留まらず、当社は今年から多業種多企業との業務提携を行うなど、がんリスク検査事業を拡大してきました。今回の資金調達、多企業との業務提携を契機とし、今後、「がんの不安と苦しみをなくす」という当社のミッション実現に向け、より一層事業を加速してまいります。

CTC」=血中循環がん細胞=Circulating Tumor Cellsの略。

CTC検査とは、血液中に漏れ出した血中を循環するがん細胞を検出する先端の検査です。日本国内での認知度はまだ低いですが、欧米では既に30,000もの関連論文が発表されており、米国のFDA(日本の厚労省にあたる)からも承認※2を受けているなど、がん研究・治療現場で大きく注目されている先端検査のひとつです。

当社が展開する「マイクロCTC検査」では、欧米で主流のCTC検査の品質・検査精度を更に進化させ「上皮間葉転換」した悪性度の高い、浸潤・転移の高い能力を持つ『間葉系のがん細胞』を特定し、特異度94.45%※3の精度で検出できるCSV(細胞表面ビメンチン)抗体を利用することで、高い精度でリスクを判別することを可能にします。それによって従来の検査手法に比べて安全かつ手軽に全身のがん※1のリスクを判定できることが特徴です。

※1 血液がん以外

※2 マイクロCTC検査はFDAの承認はうけておりません。

※3 特異度=「がんでない人が陰性である正確性」

乳がん患者を対象にしたMDアンダーソンがんセンターが発表した論文より

(Satelli A, et al. Clin Chem. 2015 ;61:259-66.)

マイクロCTC検査は、世界有数のがん治療・研究施設の米国MDアンダーソンがんセンターが開発した、間葉系のがん細胞の検出において特異度94.45%という非常に高い精度を誇るCSV(細胞表面ビメンチン)抗体の世界独占利用権を獲得した海外の検査手法を導入しています。

【会社概要:株式会社セルクラウド】

設立:2022年4月

代表者:中島 謙一郎

所在地:東京都渋谷区千駄ヶ谷5-21-7 第5瑞穂ビル5F

HP:https://cellcloud.co.jp/

マイクロCTC検査URL:https://micro-ctc.cellcloud.co.jp/

配信元企業:株式会社セルクラウド

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