チャンピオンシップ（イングランド2部）のリーズに所属するU－19イングランド代表MFアーチー・グレイに、リヴァプールが関心を寄せているようだ。10日、イギリス紙『デイリー・メール』が伝えている。

　現在17歳のアーチー・グレイは、9歳でリーズの下部組織に入団し、今シーズンにトップチームデビューを果たしたばかり。ここまでのリーグ戦では、1試合を除いた14試合に出場しており、運動量を武器に中盤と右サイドバックでプレー可能なことから、リヴァプールに所属するイングランド代表DFトレント・アレクサンダー・アーノルドと比較されている。

　同紙によると、リヴァプールは来夏でのアーチー・グレイの獲得を画策している模様。一方で、リーズはアカデミー出身の生え抜きであり、クラブの象徴的な存在である元スコットランド代表FWエディー・グレイを父にもつ同選手の売却に消極的であるという。

　しかし、現行の契約が2025年までとなっており、リヴァプールの他にも、クリスタル・パレスやエヴァートンなどが関心を寄せていることから、移籍金なしでの放出を避けるため、「選択の余地はほとんどないかもしれない」と売却の可能性を指摘。移籍金は4000万ポンド（約74億円）から5000万ポンド（約92億5000万円）になると報じた。

リヴァプールからの関心が報じられたアーチー・グレイ [写真]=Getty Images