お笑いコンビ・EXITの兼近大樹(32歳)が、11月9日に放送されたニュース番組「ABEMA Prime」(ABEMA)に出演。「M-1グランプリ2023」に向けて「お笑いの“資格”が欲しい」と語った。

番組はこの日、“資格”にフォーカス。有用な資格に関するSNS投稿が注目を集める一方で、「資格は役に立たない」という声が上がるなど、様々な意見が飛び交う“資格取得”について考えた。

番組MCを務めるEXITのりんたろー。は「テレビに出る仕事をしていると、1つでも引っ掛かりが多い方が番組起用に繋がる。資格はそのフックと十分になり得る」とした上で、「僕の中では、お笑いの賞レースも有用な資格の1つ。“M-1グランプリファイナリスト”や“キングオブコントファイナリスト”の肩書きがあるだけで、視聴者の評価も変わってくるし、コンビの名刺代わりにもなる。僕らはその肩書きがまだないので、そこに少しコンプレックスがある」と打ち明けた。

また、この日にEXITの「M-1グランプリ2023」準々決勝進出が発表されたことに触れると、りんたろー。は「47都道府県をめぐるツアーをしている中で、『ここで終われね〜!』という感情が芽生えた。ムキになってます」と意気込み、相方の兼近大樹は「まだ2つの壁があるけど、なんとかお笑いの“資格”が欲しい」と、ポツリとつぶやいた。

番組はさらに、合格率5%前後の難関資格「気象予報士」を深掘り。気象予報士の穂川果音さんは「合格率が低い割には、資格を活かせる気象業務に就いている人が意外と少ない」とリアルな実態を告白。続けて「テレビで天気を伝える仕事に就くにも、番組数がかなり限られている。それ以外の仕事として、企業にオファーをもらってピンポイントな天気予想や気象コンサルをするなど、いろいろな場面で仕事はあるが、私の肌感覚としてはそれほど多くない印象だ」と明かした。

続けて「気象予報士には付加価値が大事だと思っている。自分のキャラクターを武器にしたり、他の資格と掛け合わせて天気を伝えることで仕事の幅を広げることができると考えている」と話した。