株式会社KADOKAWA(本社:東京都千代田区)は、 2023年11月6日(月)に、北沢 陶(きたざわ・とう)氏の小説『をんごく』を発売しました。

★作品詳細:https://www.kadokawa.co.jp/product/322306001322/

本作は、選考委員満場一致で激賞を受け「第43回 横溝正史ミステリ&ホラー大賞」〈大賞〉を受賞。また、一般から選ばれたモニター審査員により最も多く支持された作品に与えられる〈読者賞〉、Web小説サイト「カクヨム」ユーザーにより最も多く支持された作品に与えられる〈カクヨム賞〉にも選出され、史上初のトリプル受賞となりました。

※〈カクヨム賞〉は今回より新設

大正末期の大阪・船場の商家を舞台にした謎×ホラーで「横溝正史ミステリ&ホラー大賞」にふさわしい作品。

KADOKAWA文芸WEBマガジン「カドブン」では、本書の発売を記念し、11月10日(金)から第一幕全文試し読みを特別公開中です。是非チェックしてみてください。

「優れた怪談小説であると同時に優れた「謎物語」。」

――綾辻行人

「待望の〈強い受賞作〉。」

――有栖川有栖

正統派和風ゴシックホラー〈中略〉推せてうれしい。」

――黒川博行

「滴るようなホラーの色気がある傑作。」

――辻村深月

「文句なしに推すことができた。」

――道尾秀介

「一読、今年はこれだと確信した。」

――米澤穂信

【試し読み】11月10日(金)から特別公開中!

https://kadobun.jp/trial/wongoku/entry-80642.html

【刊行記念対談】北沢 陶×黒川博行

https://kadobun.jp/feature/talks/entry-80186.html

  • 家に、死んだはずの妻がいる。この世に留めるのは、未練か、呪いか。

    デビュー作『をんごく』

北沢陶『をんごく』KADOKAWA 書店店頭用POP画像

【あらすじ】

嫁さんは、死んでもまだこの世にうろついているんだよ――

大正時代末期、大阪船場。画家の壮一郎は、妻・倭子の死を受け入れられずにいた。
未練から巫女に降霊を頼んだがうまくいかず、「奥さんは普通の霊とは違う」と警告を受ける。
巫女の懸念は現実となり、壮一郎のもとに倭子が現われるが、その声や気配は歪なものであった。
倭子の霊について探る壮一郎は、顔のない存在「エリマキ」と出会う。
エリマキは死を自覚していない霊を喰って生きていると言い、
倭子の霊を狙うが、大勢の“何か”に阻まれてしまう。
壮一郎とエリマキは怪現象の謎を追ううち、忌まわしい事実に直面する――。

【書誌情報】

作品名:をんごく

著者名:北沢 陶

発売日:2023年11月6日(月)★電子書籍配信中

定 価:1,980円 (本体1,800円+税)

体 裁:四六判上製単行本

頁 数:256

ISBN:9784041142653

発 行:株式会社KADOKAWA

  • 著者紹介

北沢 陶(きたざわ・とう)

大阪府出身。イギリスニューカッスル大学大学院英文学・英語研究科修士課程修了。
2023年、「をんごく」で第43回横溝正史ミステリ&ホラー大賞〈大賞〉〈読者賞〉〈カクヨム賞〉をトリプル受賞し、デビュー。

KADOKAWAの新人文学賞として、ともに四半世紀以上の歴史を持つ「横溝正史ミステリ大賞(第38回まで)」と「日本ホラー小説大賞(第25回まで)」。

この2つを統合し、ミステリとホラーの2大ジャンルを対象とした、新たな新人文学賞を創設しました。

50余年にわたり推理・探偵小説を精力的に執筆し続け、また怪奇・ホラー小説にも親和性が高い横溝正史氏の名を冠し、エンタテインメント性にあふれた、新たなミステリ小説またはホラー小説を募集します。

・正賞:金田一耕助像/副賞:賞金300万円

・選考委員:綾辻行人有栖川有栖黒川博行辻村深月道尾秀介米澤穂信(敬称略・50音順)
 ※道尾秀介先生は第43回までご担当いただきました。

・公式サイト:https://awards.kadobun.jp/yokomizo/
・選考結果リリース:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000012650.000007006.html

配信元企業:株式会社KADOKAWA

企業プレスリリース詳細へ

PR TIMESトップへ