霞ヶ関キャピタル株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役:河本幸士郎、以下「当社」)は、男子プロバスケットボールリーグB リーグ所属「仙台89ERS(センダイエイティナイナーズ)」の運営会社である株式会社仙台89ERS(本社:宮城県仙台市、代表取締役:志村雄彦)の株式約83.5%を本日2023年11 月10 日付で取得し、連結子会社化いたしましたのでお知らせいたします。
 今後は、新しく生まれ変わるB リーグでB.プレミアを目指す仙台89ERS の活躍を支えながら、当社ならではの取り組みの強化や、次世代育成ならびに地域社会貢献活動を継続的に推進してまいります。

(左:株式会社仙台89ERS 代表取締役社長 志村雄彦、右:霞ヶ関キャピタル株式会社 代表取締役社長 河本幸士郎)

1.株式取得の背景

 当社は仙台89ERS の「バスケットボールを通じて、豊かな社会づくり・元気な仙台の街づくりに貢献する」という企業理念と、東日本大震災によるチーム解散の危機を乗り越えトップリーグであるB1リーグで活躍する姿に共感し、祖業の地である宮城県仙台市でプロバスケットボールチームの運営を通じて支援していくことといたしました。

2.仙台89ERS の概要

 仙台89ERS は「bj リーグ」初年度の2005 年に発足し、bj リーグ設立当初から在籍する6 チーム(オリジナル6)として日本バスケットボール界の歴史を作ってきました。現在は東日本大震災によるチーム解散の危機を乗り越え、トップリーグであるB1 リーグで戦っています。震災を経験したクラブとして、強いチームを作るだけではなく、愛されるチームを目指し、こどもたちへのスポーツ機会の創出、バスケットボールの普及振興、地域の課題解決など、地域と連携したSDGs 活動にも力を入れています。

3.運営会社である株式会社仙台89ERS の概要

4.仙台89ERS チーム概要

【株式会社仙台89ERS 志村社長コメント】

 はじめに、仙台89ERSをここまで支えてくださったファンの皆様、地域の皆様、スポンサー様、株主様、仙台89ERSに関わる全ての皆様に改めて感謝申し上げます。2005年のクラブ創設以来、ここまでの道のりは決して平坦なものではありませんでした。2011年には東日本大震災で活動休止を余儀なくされ、2017年にはB1リーグへの参入からわずか1年で降格を経験。その後5年間に渡り、B2で長く苦しい時期を過ごすこととなりました。

 しかしながら、そんな苦境に立たされたクラブを、いつも支え続け、復活への道筋を作り、ともに乗り越えてくださったのが、皆様でした。仙台89ERSに関わるひとりひとりの力・存在は我々クラブの誇りであり、このまちの誇りです。

 毎試合、熱気溢れるアリーナ空間を作り出してくださる皆様の熱を力に変え、おかげさまで現在チームはB1復帰2年目、険しくも激しい闘いを続けB1日本一へ向け一歩一歩邁進しています。

 そんな中、日本バスケットボール界は大きな変革期を迎えます。2026年に誕生するB.プレミアの初年度参入の審査は既にスタートしており、この厳しいチャレンジを乗り越えるためには、事業の成長をこれまでよりも加速させ、組織の強さ・厚みがより一層重要になります。

 B.プレミア初年度参入そして、日本一を目指すにあたり、仙台89ERSは、新たな経営体制へと舵を切ることを決断いたしました。霞ヶ関キャピタルがクラブの経営に参画し、ともにさらなる事業成長を図ることになりました。

2026年に訪れる新しい時代の幕開けに、これまでに見たことのない景色を一緒に見られるように。私たち仙台89ERSは、これからも地域の皆さまと共に、進み続けます。今回の決定をご理解いただき、これからも黄援※いただけると幸いです。新生仙台89ERSをどうぞよろしくお願い申し上げます。

※仙台89ERSでは、チームカラーの黄色にちなんで応援=黄援と表現しています。

5.今後の見通し

 2024年8月期における当社業績に与える影響は軽微であると考えますが、今後、当社業績に重要な影響を及ぼすことが明らかになった場合には、速やかに開示いたします。

  • 会社概要

会 社 名:霞ヶ関キャピタル株式会社
設 立:2011年9月
代 表:代表取締役 河本 幸士郎
本 社:〒100-0013 東京都千代田区霞が関3丁目2番1号 霞が関コモンゲート 西館 22階
資 本 金:70億430万円(資本準備金含む)※2023年8月末日現在
従 業 員 数:174名(連結グループ)※2023年8月末日現在
主 な 事 業:不動産コンサルティング事業(物流施設開発、アパートメントホテル開発、ヘルスケア関連
施設開発、自然エネルギー事業、オルタナティブ投資(デジタル証券化事業、海外投資))

配信元企業:霞ヶ関キャピタル株式会社

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