移籍の噂が絶えない久保は、果たしてどのクラブを新天地に選ぶのか(C)Getty Images

 ビッグクラブ移籍の噂が絶えない、レアル・ソシエダ久保建英スペイン国内では、近い将来での退団を有力視する報道も伝えられているようだ。

 バルセロナを拠点とするニュースメディア『ElNacional.cat』は現地時間11月10日(日本時間11日)、レアル・ソシエダ、そして久保の今後について論じる特集記事を配信。新たに久保の「代役」となり得る選手の名前について言及している。

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 トピックでは「レアルソシエタは、ビッグスターを次のシーズンも引き留めることがいかに難しいかを自覚している」として久保の移籍が濃厚であるとして、「マンチェスター・ユナイテッドリバプールアーセナルパリ・サンジェルマンほどの規模の企業が彼のサインに興味を持っているのは当然だ。また、レアル・マドリーもわずか3000万ユーロで彼を回収する可能性がある」として、多くの有力クラブが獲得を望んでいると説いている。

 同メディアは、久保がチームを去った場合を見越し「イマノル・アルグアシル監督は、22歳のサッカー選手を忘れ去られることができる代役を見つけなければならない」と述べており、続けて「彼は理想的な候補者を見つけたと信じているので、その心配はしていない」と指摘。その上で、ラ・リーガのアルメリアに所属するセルヒオ・アリバスの名前を挙げた。

 トピックでは、今季レアル・マドリーからアルメリアに移籍したアリバスのプレーに、アルグアシル監督が関心を持っていると説明し、「イマノルは、アリバスがクボのようなスターになるために必要な条件を備えていると信じて疑わない」と綴っている。また、現在リーグ最下位のアルメリアが来季2部降格となる可能性があることも獲得に有利に働くとも見通している。

 アリバスは久保と同じ22歳であり、レアル・マドリーの下部組織出身。移籍した今季は古巣との対戦でゴールも上げるなど、下位に沈むクラブでも実力を示し注目を集めている。

 久保の「後任」となる具体的な名前も挙がったこともあり、同メディアは「この日本代表が2024年に移籍することは間違いないだろう」と強調している。やはりレアル・ソシエダでの久保のプレーは今季限りとなるのだろうか。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

久保建英の来季移籍は「間違いない」とスペインメディア ソシエダはアルメリアから「代役」を補強か