スピリチュアリストの江原啓之がパーソナリティをつとめ、番組パートナーの奥迫協子とお送りするTOKYO FMのラジオ番組「Dr.Recella presents 江原啓之 おと語り」。11月5日(日)の放送では、リスナーの皆さまからお寄せいただいた「子育て」に関する相談メッセージを紹介。江原がさまざまなアドバイスをお届けしました。

江原啓之



<リスナーからの相談>
大学1年生の娘についての相談です。娘は、あまり人の話やアドバイスを聞かない性格です。遊びに出かけたら帰りが終電になったり、友人宅に泊まったりすることが多くあります。「夜遅くなると危険だから、もう少し早めに帰りなさい」と言っても聞く耳を持ちません。

先日は「お金が少なくなったので日払いの派遣の仕事をする」と言って、夜しか営業していないような怪しい派遣事務所での面接を受けようとしていました。「危ないから行くな」と伝えても、本人は怖いと思っておらず、言うことを聞かなかったので私も一緒に行くことにしました。着いたら、そこは夜の街の歓楽街のド真ん中で、派遣事務所の看板はどこにもありませんでした。さすがにおかしいと思って、2人で引き返しました。

娘に、世の中の危険なことに目を向けて慎重に行動をしてもらいたいのですが、どう伝えたら理解してもらえるでしょうか? アドバイスをいただきたいです。

<江原からの回答>
江原:協子さんはどう思いますか?

奥迫:お母様からしたら心配かもしれませんが、私は娘さんを信じてあげてほしいと思います。いろいろな目に遭うかもしれませんが、それは本人の経験になりますし、今回のように危険な目に遭いそうなときは「事前に相談してね」と伝えておけばいいのかなと。娘さんには、自分自身で見て、経験して、判断できるような大人になっていってもらったらいいのかなと思うのですが、江原さんはいかがですか?

江原:私もそう思うんですよね。心配したらキリがないです。女の子だから心配というのもすごく分かるのですが、今回のような経験を一度したら、本人も「注意しなくちゃ」と思うでしょう。

あと、親が子に口やかましく言うのは、私は良いと思うんですよ。注意したことが本人のなかにインプットされるので。1人でいるときに、意外と親から言われたことを思い出したりしますからね。

私は、子どもが小学校に入る前に「車に気をつけて」って、すごく言っていたんです。それで小学校に入ってから通学するときに「あの子、本当に大丈夫だろうか……」と思って、後ろからついて行ったんです。そうしたら、意外とちゃんとしているの。子どもって、親がいるときのほうがダラダラするんですよね。

奥迫:分かります! 自分が子どものときもそうだったんですよ。意外と人様の前とか、世間ではしっかりしているんですよね。

江原:そうですよね。例えば、子どもがお友達の家に遊びに行ったあとに、その子の親御さんに「うちの子、だらしないでしょう。ごめんなさい」と言っても、「いえ、きちんとしているよ。靴はそろえるし、挨拶もちゃんとするし」と返されたりね。そんなこと、親の前ではしないですからね。

でも、そういうもので、(日頃から子どもに注意して)インプットさえしとけば、あとは協子さんがおっしゃるように、子どもを信じるのみです。

あと、どんなに注意していても、人間はつまずくことがいっぱいある。そういったときは、正直にそう言ってくれれば、それで良いのです。相談者さんはお子さんとコミュニケーションが取れていますので、素晴らしいです。だから、もっとお子さんを信じてあげましょう。

江原啓之、奥迫協子



●江原啓之 今夜の格言
「子育ては、“親育て” “自分育て”でもあるのです」


----------------------------------------------------
11月5日放送分より(radiko.jpのタイムフリー)
聴取期限 2023年11月13日(月) AM 4:59
※放送エリア外の方は、プレミアム会員の登録でご利用いただけます。

----------------------------------------------------

<番組概要>
番組名:Dr.Recella presents 江原啓之 おと語り
放送日時:TOKYO FM/FM 大阪 毎週日曜 22:00~22:25、エフエム山陰 毎週土曜 12:30~12:55
出演者:江原啓之、奥迫協子
番組Webサイト:http://www.tfm.co.jp/oto/
江原啓之「心配したらキリがない」聞く耳を持たない我が子に悩む相談者に届けた言葉とは?