『とんねるずのみなさんのおかげでした』(フジテレビ)の名物企画『買うシリーズ』で芸能人が購入したブランド品は、数年間寝かしたいまいくらになっているのか――その答え合わせが、石橋貴明の公式YouTubeチャンネル「貴ちゃんねるず」で行われた

参考:【写真】ロレックスを含む3本合計1000万円超の高級時計も……『とんねるずのみなさんのおかげでした』で購入した高額商品

 『買うシリーズ』は、とんねるずの2人に強引に連れ出された芸能人が高級品を買う「みなおか」の人気企画。同企画で購入した品物の現在の価値をプロに査定してもらうべく、2023年11月9日に「貴ちゃんねるず」で公開された動画では、複数の芸能人が高級時計や絵画などを持ち寄った。

 『買うシリーズ』で308万円を支払って入手した「ウブロ キングパワーウニコGMT」に加え、プライベートで手に入れた購入金額330万円の「ロレックス デイトナ 116515LN」と購入金額330万円の「ロレックス ヨットマスター42 226659」という計3本の高級腕時計を持参したのは、“百獣の王”こと武井壮だ。

 本動画に協賛した大手買い取りチェーン「買取大吉」の鑑定士によれば、「ウブロ」の腕時計はブランドとしての歴史が浅く「プレミアムウォッチ」が存在しないことや、ベルト部分が破損していることなどを理由に、査定金額が130万円に留まった。しかしながら、「ロレックス ヨットマスター」が査定金額350万円、「ロレックス デイトナ」が査定金額580万円とプレ値が付き、3本の合計金額は1060万円となった。これには石橋も「視聴者プレゼントする?」と驚きながら、コメントした。

 そのまま売却することもできたが、武井は努力を重ねて芸能界デビューし、初めて買った高級時計がこの「ウブロ キングパワーウニコGMT」だとした上で、「130万円なんかで売れるわけがないんですよ、そんな思い出を! 1000万円出されたって売らないですよ!」と熱い思いとともに固辞した。

 続いて登場したのは、“ラッセンが好き”でお馴染みの永野だ。鑑定を依頼したのは、「好きなのに持っていないのはおかしい」として、8年前に62万4200円で購入させられたクリスチャン・ラッセンの絵画「ドルフィンコンパニオン」。「100万円は超えて欲しい」という永野の願いに反し、査定金額は7万円となった。価値が暴落した理由としては、ラッセンのアート作品のニーズが下がっていること、原画ではなく版画であることなどが挙げられ、永野は肩を落とした。

 また、「買うシリーズ」出演時は家を買わされそうになった振付師でタレントのKABA.ちゃんも出演。同シリーズの購入品ではないものの、実弟が経営するお店で取り扱う、仏ブルゴーニュのワイン醸造業者アンリ・ジャイエのワイン「ヴォーヌ ロマネ プルミエクリュ クロ パラントゥ 2000年」を持ち込んだ。すると保存状態が良く、10万円程度と踏んでいた予想金額を大幅に上回る「80万円」の高値が付き、KABA.ちゃんは大喜びしてワインを売却していた。

 このように様々な芸能人のお宝が持ち込まれ、その意外な価値が判明した同企画。第2弾、第3弾と続くことを期待したい。

(文=こじへい)

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