あす13日も寒さが続き、最高気温は12月上旬並みの所が多いでしょう。17日から19日は発達する低気圧の影響で大荒れになるおそれがあります。この低気圧は、寒気を引き込むでしょう。
きょう12日 東京都心の最高気温12月中旬並み
きょう12日、日本付近にこの時期としては強い寒気が流れ込みました。
曇りや雨の所が多く、北海道の日本海側は平地でも雪、東北や北陸では標高の高い所を中心に雪になりました。
午後3時までの最高気温は、札幌市4.8℃、東京都心11.7℃、大阪市15.0℃、福岡市16.2℃でした。いずれも今シーズン最も低く、東京都心では最高気温が未明に観測されて、12月中旬並みになりました。
あす13日 師走のような寒さも
今回の寒気の流れ込みのピークは、あす13日朝にかけてです。
あす13日朝の最低気温は、西日本を中心に、けさ(12日)より低くなり、大阪市など10℃を下回る予想です。暖房がほしいくらいになりそうです。今夜は暖かくしてお休みください。
あす13日、日中は寒気の流れ込みのピークは過ぎるものの、北よりの風が吹き、北海道から中国地方の日本海側を中心に雪雲や雨雲がかかる見込みです。雷が鳴ることもあるでしょう。
最高気温は、北海道は5℃前後、東北や北陸は10℃くらい、関東から九州は15℃前後の所が多い予想です。12月上旬並みの所が多く、北陸や四国、九州では、きょう12日より低くなる見込みです。
17日～19日は荒天に 再び寒気流入
14日から16日にかけて、昼間の寒さは、徐々に緩むでしょう。ただ、最低気温は関東から九州でも10℃以下の日が多く、朝晩は冷える日が続く所が多い見込みです。
次に寒気が流れ込むのは、17日です。
17日から19日にかけて、低気圧が発達しながら日本海からオホーツク海、さらに千島近海に進む見込みです。17日を中心に広く雨が降り、風が強まるでしょう。荒れた天気になる所がある見込みです。低気圧の動向によっては、北日本や東日本を中心に大荒れや大しけのおそれもあります。
この発達する低気圧は、大陸の寒気を引き込むでしょう。西日本付近に、この時期としては強い寒気が流れ込む見込みです。今のところ、師走並のような寒さとまではならない予想ですが、この先、気温の変化が大きく、身体にこたえそうです。体調管理にお気をつけください。
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