ジェフユナイテッド千葉は12日、2024シーズンの新ユニフォームデザインを発表した。

サプライヤーが『hummel(ヒュンメル)』になってから3シーズン目となる2024シーズン。1年目の2022年から「ジェフユナイテッド千葉らしさ」を追求してきた中、選手の意見も取り入れて、選手、スタッフ、サポーターなどクラブに関係する人たちが一体感を持てるユニフォームを目指したという。

コンセプトを作る前段階にて、『ユニフォームとは』といったキーワードでキャプテンの鈴木大輔に話を聞いたとのこと。「ユニフォームは機能性でプレーをサポートすることはもちろん、選手にとっては戦闘服。試合に臨む時にやっぱりテンションが一段と上がるのがユニフォームの存在。着用した際にクラブへの誇りを感じられるものが理想」だと、モチベーションを上げる存在だと語ったという。

今回のユニフォームは、「ジェフイエローの継続」「ジェフオリジナル番号フォントの復活」に加え、「TWO AS ONE」をコンセプトとしてデザイン。ファン・サポーターとクラブ、地域とクラブ、子どもたちとクラブなど、様々な関係性がジェフユナイテッド市原・千葉のもとに集まり、一体感を高めていくという意味合いにしている。

イエロー、グリーン、レッドのラスタカラーをボーダー状に配置。未来への広がりを意味するシェブロンラインを裾から首元にかけて、胸部を突き破るようにデザインした。これは、クラブが限界や現状を超えて成長していくことを表現している。

また、襟元には選手たちが2024年シーズンにトレーニングなどで着用するアイテムにデザインしたフラワーグラフィックに、クラブや地域の象徴である「菜の花」を加え、ジェフユナイテッド千葉とヒュンメルも1チームで進んでいくことを表している。

新デザインにファンは「ジェフフォント復活!」、「デザインセンスは良い!」、「あまりにも良い」、「芸が細かい」、「シンプルで良い!」、「かっこいい!」、「バランスがいいんだよね」と称賛のコメントが寄せられている。

千葉はJ2最終節で敗れるも6位でJ1昇格プレーオフに進出。2009年以来、15年ぶりのJ1復帰を果たし、このユニフォームをJ1の舞台で着られるか注目だ。