リバプールは12日、プレミアリーグ第12節でブレントフォードをホームに迎え、3-0で快勝した。リバプールのMF遠藤航はフル出場している。

前節ルートン・タウンに辛くも引き分けた3位リバプール(勝ち点24)は、3日前に行われたヨーロッパリーグ(EL)のトゥールーズ戦を2-3で落とした。ELで初黒星を喫した中、トゥールーズ戦のスタメンから7選手を変更。マク・アリスターの出場停止を受けて遠藤が引き続き[4-3-3]の中盤アンカーで先発となった。

3連勝中の9位ブレントフォード(勝ち点16)に対し、ヌニェス、サラー、ジョタの3トップでスタートしたリバプールがボールを持つ展開となると、4分にガクポがGK強襲のミドルシュートを放つ。

その後も押し込むリバプールは22分、ヌニェスがネットを揺らすもわずかにオフサイドに阻まれると、続く27分にもCKの流れからヌニェスがバイシクルシュートを決めたかに思われたが、やはりオフサイドに阻まれてしまう。

すると32分にはエンベウモにロングボール1本でディフェンスライン裏を取られ、GKとの一対一の局面を作られるピンチ。しかし、ここはアリソンが凌いだ。

ヒヤリとしたリバプールだったが、39分に押し切る。アーノルドのクサビのパスをヌニェスが受けてラストパス。ボックス右に走り込んだサラーがシュートを決めきった。

アディショナルタイムにもサラーに追加点のチャンスがあったリバプールが1点のリードで前半を終えた。

迎えた後半もリバプールが押し込む流れで推移した中、62分に追加点を奪う。左サイドを上がったツィミカスがゴールラインぎりぎりの位置からクロスを上げ、サラーがヘッドで押し込んだ。

さらに74分、リバプールに決定的な3点目。ボックス手前左からジョタの放ったカットインシュートが見事に決まった。

このまま3-0で快勝したリバプールが代表ウィーク明けの次節にマンチェスター・シティ戦を控える中、白星を取り戻している。