メイン画像

14日火曜も、強い寒気の影響が残り、最低気温は12月並みの所もあるでしょう。名古屋・福岡など、今季の最低気温を更新する所もありますので、寒さ対策が欠かせません。北海道日本海側を中心に、午前中は積雪が増えますので、路面の凍結にも十分お気をつけください。

14日火曜朝の気温「12月並み」「今季最低」の地点が続出へ

13日月曜は、東京地方で「木枯らし1号」が吹くなど、この時期にしては強い寒気が列島に流れ込みましたが、寒気の影響は14日火曜も残るでしょう。

最低気温は、九州~関東では7℃前後の所が多い予想です。鹿児島では今シーズン初めて、気温が一桁まで下がりそうです。福岡は7℃と、12月並みでしょう。広島や名古屋でも今シーズン最も冷えそうです。

東京都心は8℃の予想ですが、今シーズンこれまでに観測された「最も低い最低気温」は、きょう13日月曜の7.9℃だったので、これを更新する可能性もあります。

今年は11月になっても、秋がなかなか深まらず、ちょうど1週間前の7日火曜は、東京都心で最高気温27.5℃と、100年ぶりに11月の最高気温を更新しました。しかし、それからたった1週間で、朝はグッと冷えるようになってきています。

気温の変化で、体調を崩さないよう、注意が必要です。

気温と服装の目安は?

画像B

寒がりの方や暑がりの方など、様々ですが、一般的に、気温が10℃を下回ると、冬のコートや暖房器具の出番となります。

九州~関東では、14日火曜の最低気温は7℃前後の予想なので、朝晩は冬のコートが欲しいくらいでしょう。ただ、最高気温は17℃前後ですので、昼間はカーディガンなど羽織る物があれば十分過ごせそうです。

出かける時間帯に合わせて、脱いだり着たりできるような服装を選ぶのがおススメです。ストールなど、小物で調節するもの良さそうです。

北海道の日本海側 午前中を中心に積雪増加

一方、天気は、太平洋側を中心に、広い範囲で晴れるでしょう。ただ、寒気の影響で、北海道日本海側では、14日火曜も、午前中を中心に、雪が降りそうです。

13日月曜15時現在の積雪は、北海道幌加内町朱鞠内で64センチ、幌加内町幌加内で33センチ、倶知安町で29センチです。積雪が更に増える所もありますので、路面の凍結などに十分な注意が必要です。

普段、雪に慣れている地域でも、油断しないで、いつもより慎重な運転を心がけてください。

路面の凍結 特に注意すべき所は?

画像D

雪や雨が降って濡れた路面は、気温が下がると、凍結してしまいます。中でも、路面の凍結に注意が必要なのは、次の4か所です。

(1)橋や歩道橋の上は、地面の熱が伝わりにくく、風通しが良いので、凍結しやすくなります。特に、ふぶいている時は、他の所よりも風が強く、視界が悪いうえに、凍結しやすいので、かなり危険です。

(2)トンネルの中と外では、路面状態が大きく違うことがあります。トンネルの出入り口では路面の凍結により、急にハンドルを取られないよう、十分、スピードを落として運転しましょう。

(3)交差点カーブも、近づく前に、十分にスピードを落とすことが大切です。ハンドルを切ったまま、ブレーキを踏むと、とても滑りやすくなります。また、加速する時も、交差点カーブを曲がり切ってから、アクセルを踏みましょう。

(4)日陰は、いったん路面が凍結すると、完全にとけるまでに時間がかかります。建物の北側など、日陰になりやすい道を通る際は、十分にお気をつけください。

14日火曜 朝の気温は「師走並み」「今季最低」も 北海道は積雪増加で路面凍結注意