長野県筑北村とNEXCO東日本 関東支社は、整備を進めてきた長野自動車道に接続する筑北(ちくほく)スマートインターチェンジスマートIC)を12月17日15時に開通する。

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●安曇野IC~麻績IC間の本線に接続



 筑北スマートICは、所在地が長野県東筑摩郡筑北村西条小仁熊で、安曇野IC~麻績IC間の本線に接続。同IC間は約23.2kmあり、長野県内における高速道路のIC間で最長区間となっていることから、筑北スマートICの開通で安曇野IC~筑北スマートIC間が約14.2km、筑北スマートIC~麻績IC間が約9.0kmとなることに加え、西条駅・村役場周辺から安曇野ICまで整備前の33分から整備後に11分と、22分の短縮につながる。

 また、筑北スマートIC周辺では遊休地を活用した工業団地の整備が新たに進められており、工業振興による就労の場の確保など地域経済の活性化が期待されている。さらに、筑北村の名産品である西条白菜、キャベツ、ブロッコリーなどを朝取り新鮮野菜として中京圏(松本)への出荷時間の短縮や、新たな地域への出荷の拡大につながるとのことだ。

位置図