2024年1月大手町三井ホールにて、 舞台『ある閉ざされた雪の山荘で』が上演されることが決定した。

原作は、1992年講談社ノベルスとして単行本が発行され、1996年講談社文庫から文庫本が発行された、 東野圭吾 による傑作ミステリー長編小説『ある閉ざされた雪の山荘で』。1993年には第46回日本推理作家協会賞(長編部門)の候補に上がり、2024年1月には映画の公開も控えるなど、約30年経った現在でも根強い人気を誇る作品だ。

オーディションに合格した俳優志望の男女7人が舞台稽古のために集められた「吹雪の山荘」が物語の舞台。一人ずつ消息不明になるメンバー。劇中で起こる殺人劇は芝居なのか、真実なのか――? 東野圭吾が描くサスペンスミステリーを、圧倒的な没入感で体感できる「舞台」として上演する。

演出には、「ノサカラボ」の代表で、巧妙なトリックが必要とされるミステリー作品やシチュエーションコメディから海外戯曲などの演出にも定評のある野坂実。脚本は、ゲーム原作の舞台化に定評があり、常にオリジナル要素を取り入れ舞台ならではの作品作りを得意とする 米山和仁が担当する。そして、主演は、舞台を中心にストレートプレイからコメディミュージカルなど幅広く活躍する室龍太、さらに、つい先日まで同じ作品で室龍太と共演していた盟友、今江大地が出演する。