2023年のNIGHTMAREはインディーズ時代のバンドロゴまで使い、原点回帰を示したシングル「FAREWELL」を掲げて全国17ヵ所を巡ったライブハウスツアーを圧倒的な熱量で制覇。バンドとしても絶好調なタイミングで、同時期に切磋琢磨してきたMUCCと初のツーマンツアー『悪夢69』を開催するなど、ヴィジュアルシーンを牽引するリーダー的役割を担う存在になってきたといえる。そして11月8日に新曲「Rebel」をリリースしたNIGHTMAREのメンバーを代表して、YOMI(Vo)、柩(Gt)、咲人(Gt)に話を聞いた。まだまだやんちゃなスタンスでシーンをリードしながらも、バンド内ではいまも愛嬌たっぷりな爆笑トークが楽しめるのは彼らならではだろう。

■ヴィジュアル系の“正統派”だからこその強みとは?

――まずはMUCCとのツーマン『悪夢69』めちゃくちゃよかったです。楽しかった。

YOMI:ウチらも楽しかったよね?

:楽しかった。

YOMI:ツーマンが始まる前から、俺と柩はプロモーションのためにMUCCと一緒にいろいろやってたんだけど。そのなかで逹瑯(Vo/MUCC)さんが「いまの若いバンドはお利口さんが多いけど、もっと好き勝手やっていいと思う」みたいなことをいってたんですよ。それを聞いたとき、いまの自分も昔と比べてお利口さんになってきてるかもなと思って、ツーマンのステージは意識的にアグレッシブにいったんですね。そのお陰で昔の感覚を取り戻せたところがあって。今回ツーマンをやらせてもらって、自分のなかで一番収穫があったところはそこかな。

咲人:すっごい昔からミヤ(Gt/MUCC)さんと「俺ら世代でもう1回ヴィジュアル系というフィールドを盛り上げたいんだよね」という話をしてて。それが何年か越しで実際に形としてやれたのが嬉しかった。あと、ツーマンとか俺らはほとんどやったことがないから。

――昔から本当にやってないですもんね。

咲人:そう。だから、単純にそこは刺激になった。ワンマンだけやってるとちょっとづつぬるま湯になってくるから。でも、刺激を受ける対象がいると、自分たちの足りない部分も見えてきて。そういうところも楽しかったですね。

――いまの咲人さんの話に続けると、観る側もツーマンだと比較対象があるからこそ、NIGHTMAREの強みが浮き彫りになったツアーだったと思うんです。NIGHTMAREはヴィジュアル系の“正統派”、“王道”をやってるときがカッコよくて、なによりも説得力があるバンドなんだなと個人的には思ったんですよ。

咲人:なるほどね。MUCCは独自の世界観があるけど、ウチらはバンドとして考えるとノーマルというかニュートラルなところにいるのは分かる。過去を振り返ると、パッと見のバンドカラーとしてもっと棘が欲しいとか思ったこともあったけど。

――実際に棘のある曲もありますからね。

咲人:あるんだけど。でも、ウチらはノーマルが強みというのはすっごい分かる。ヴィジュアル系の基本の部分にいる。そこにいるからこそ、何色にでも染まれるのかなと思うよね。

YOMI(Vo)

YOMI(Vo)

――そんなNIGHTMAREがいまのヴィジュアル系を打ち出すシングルが今作「Rebel」。前作「FAREWELL」のリリースインタビューを他媒体でやらせてもらったとき、咲人さんが「もっと往年のヴィジュアル系をいまやったらっていう新曲があって。それを柩が気に入ってくれてたんだけど、今作の締め切りには間に合わなかったんだよ」というお話をしてくれていたのですが。

咲人:よく憶えてるね(笑)。でも、それは――。

――本作のC/Wに収録された「Pierrot Le Fou」(ピエロ・ル・フ)のほうですよね?

咲人:そう思いました? 正解(笑顔)。

――では、タイトル曲の「Rebel」はどんなテーマで書いたものですか?

咲人:これはいつ作ってたんだっけな?

YOMI:「FAREWELL」のツアー中だった気がする。結構しんどそうだったじゃん。いろいろ重なってて。

咲人:あぁ~。3~4本の作業が同時進行してて頭おかしくなりそうになってたときだ。前回のシングル(「FAREWELL」)が正統派だったから、その流れにするかもうちょっと変化球にするのかいろいろ悩んで。今回はポップというか、キャッチーさとやんちゃさ? “おじさんたちはまだまだ頑張ってるよ”というのが出せたらいいかなという設計図で作っていった感じ。

――まだまだやんちゃしてるおじさんたちって、咲人さんのなかではどんなイメージなんですか?

咲人:壮年期のおじさんたちがさ、みんなで集まって一緒にハーレー乗ってツーリングしてる感じ? ああいうのってカッコいいし、おじさんたち可愛いなって思うから。あの感覚を出したいなと思った。だから、歌詞も最初は自分で書こうかなと思ってたんだけど、最近のシングルのリード曲は俺の曲ばかりだったからRUKA(Dr)さんにお願いして。“なにかテーマはある?”ってRUKAさんに聞かれたから、そのときも“やんちゃな感じで”って伝えた記憶がある。

――やんちゃ感を出すのはRUKAさんのほうが得意かなと思ってお願いした訳ですか?

咲人:というよりも、単純に俺の作詞・作曲したものばかりが続いてても俺自身つまんないなと思ったし。聴いてる側も新鮮味がないだろうなと思ったから。

――ああ、なるほど。

咲人RUKAさんにお願いしたときは“ゾジー(=YOMI)さんをテーマに書こうかな”とかいってたんだけど。

YOMI:あぁー。最初はそういってたね。実際そうなってるのかどうかは聞いてないけど。いつもRUKAさんは説明しないから。でも歌ってて、いまの俺たち5人のマインド、そういうものに近いのかなって思った。

――バンドとしてまだまだ満ち足りてないと。

YOMI:じゃないですか? メンバーみんなそうだと思う。

咲人:これね、仮タイトルが“回生”だったの。REVIVEじゃないけど。やられても何度でも蘇るぜっていう感覚が作ったときにあったから。

――それがRUKAさんの中で渇望というワードになっていったんですね。それぐらい、がっついてるモードなんですね。いまのNIGHTMAREは。

咲人:がっついていかなきゃね。守りに入ったら終わりだよ。やんちゃなまま死にたいなと思うもんね。

柩(Gt)

柩(Gt)

――では曲についてなんですが。イントロは2段構えになっていて、後半から鍵盤が加わりますが。あそこはどんなイメージだったのですか?

咲人:譜面上でここからここまでに入れて欲しい(といってスマホに入れてあったオーダーシートを見せてくれる)、それで、ここはこんな音で、とか。

――譜面にト書きで説明を入れるんですか?

咲人:うん。サンプルで音を入れちゃうとそのイメージに引っ張られちゃうから、できるだけ文字でオーダーしてる。俺は。

――あと、2番はサビは頭だけYOMIさんが歌ったらすぐに間奏が始まるところが面白いなと思ったんですが。

咲人:デモを作った段階からそこは変わってない。ああいう入り方でギターソロが始まったらエモみが増すかなと思って。

――まさにそうなんです。

咲人:普通だったら2番のサビが終わってからギターソロですけど。この曲は2Bが終わってサビに入るのかと思いきや、サビ頭を歌ってるボーカルにギターソロを重ねることで、ハーモニー感もありつつ。そこから、そのままギターソロが始まるという。

――あそこ、テンションが上がりますよね。

咲人:狙い通りです。

――YOMIさんがこの曲を歌うときにイメージしたことは?

YOMI:咲人がさっきいってた“やんちゃな感じ”は意識して歌いました。前回の「FAREWELL」自体が王道のヴィジュアル系ロックな曲だったんで、歌い方もそっちに寄せたんですよ。今回に関しては、普通のロックバンドのNIGHTMAREというイメージで歌ってた気がします。

――あっ! だから、エンディングのフェイクの“ウォオー”もYOMIさんにしては珍しくノンビブラートで歌ってたんですね。

YOMIビブラートは、どこからかけるか、どんなビブラートにするかは毎回咲人と話し合ってやってるんですよね。今回そこをなんでそう歌ったのかは憶えてないです(きっぱり)。

――えっ…?

YOMI:だははははははっ(爆笑)。

――ここ、普段のYOMIさんだったらビブラートかけて歌いますよね?

YOMI:うん。俺だったら絶対ね。多分最初はかけてたんだと思う。それで、咲人に“かけないでやってみて”っていわれて歌ったやつが“いいね”ってなったんだと思う。

咲人:基本、彼の声とか歌い方はビブラートをかけたほうが形になるんですよ。短く伸ばす音でもかけたほうがまとまると俺は思ってるんですね。この曲の最後のところは、最初からやっちゃうとくどいから、最初は伸ばして最後だけニュアンスをつけてっていう話をしたかもね。この人のビブラートは上にいっちゃうビブラートだから音程が♯しちゃって、上にずれてるように聴こえちゃうんですよ。だから、音を伸ばすところは最初はフラットに歌って欲しいというのはいってるかも。

――最後のところの歌い方、落ちサビを柔らかいタッチの声で歌うなど、今作は1曲のなかで歌のニュアンスを変えて歌ってますよね。

YOMI:そこは、今年になって声が出しやすくなったからだと思う。レコーディングにしてもライブにしても、すごくいい感じでいまは歌えてるので。この調子でいければもっとよくなるかなと思ってます。

――柩さんはこの曲に対しての印象は?

:咲人がいってたように、キャッチー。サビとか抜け感があっていいなと思ったし。聴きやすい1曲になったと思いますね。

咲人(Gt)

咲人(Gt)

――MVはどんな仕上がりですか?

:まだ完成したものは観てないんだけど、印象としては、カラフルな部分もあるんだけどモノトーンに近いイメージ。ちょっとしたイメージショットもあるけど、演奏シーンもいっぱい撮った。

咲人:「Rebel」というタイトルが“反乱”という意味なんだけど、地下でそのチャンスをうかがってる感じはMVでも出てる気がする。

――地下っていうところがNIGHTMAREらしくていいですね。

咲人:まぁね。俺は完全に地下だけど。そこは人それぞれかな。

YOMI:俺はどっちだろうね? 地下系かもね。

:俺はまったく分かんない。

咲人:彼(柩)は“夜の地上”みたいな感じ。夜with酒みたいな。

YOMI:だははは(笑)。夜の地上って。

 

――では2曲目の「Pierrot Le Fou」です。有名な映画のタイトルですね。

咲人:本当は日本語にしたかったんだけど、いまはダメでしょ?

:本当はどういうタイトルなの?

咲人:『気狂いピエロ』。

:あぁー。

――YOMIさんは知ってます? ゴダールのこの映画。

YOMI:うん、知らない。

――歌詞のなかにちゃんと《ゴダールのピエロ》という一節があるんですけどね。

YOMI:あー、本当だ。俺ね、ゴダールってなんのことだろう?って思ってたの。

――そういうときは聞いてみてはどうですか?

YOMI:うん。

咲人:“うん”とかいってるけど(笑)、さっきも“RUKAさん、説明しないから”とかいってたけど、そもそもそっちが質問してこないんだから。

YOMI:まぁまぁまぁまぁ(苦笑)。

――聞かないで平気で歌っちゃうんですよね。

YOMI:うん。歌っちゃえるから。なんとな~く、それっぽく。だはははっ。

――(笑)。それで何年やってきたんでしたっけ?

YOMI:それで23年歌ってきました(笑)。でもね、俺というフィルターを通すと、言葉がトガっててもそこまでトガってないように聴こえるし。変な言葉を使ってても変な風に聴こえないっていうよさもあるから。

咲人:これね、言い方はすごい悪いかもしれないけど、無知の強さってあるのよ。絶対。

YOMI:そう! それなんだよ(笑顔)。

咲人:たとえば、曲作り始めます、音楽理論も分かりません、楽器弾けません、でもなんかできちゃいました、っていう強みは絶対にあると思う。最近の作家ってそういう人、多いじゃない? PCで全部できちゃうから。それの面白さって絶対あるから。そういう意味でいうと、別に歌詞を理解してなくても、理解してないからこその表現ができる。その余地はあるんじゃないかな。

――あれ、YOMIさん褒められてる?

YOMI:褒められて伸びるタイプなんで(笑顔)。

――この曲は「FAREWEL」のときからあったんですよね?

咲人:あった。それで柩が“これやりたい”っていってくれて。俺もあえて、いまの時代に昔のヴィジュアル系をやりたかったの。自分のなかでは“ちょっと古臭い”、“ダサいんじゃないの?”っていうところが。

――Y2Kファッションが支持されるように、いまはそこが逆に。

咲人:俺は面白くてね。パッパッてキメが入っちゃうような“うわっ。なにこれ、ダサっ”ていうのをいまやりたくて。ファンのみんなが気に入ってくれるかどうかは分からないけど。

――いや。絶対に気にいるでしょう。

咲人:絶対サビでこうやる(手を前後に振る)よね。

――柩さんがこれをやりたいと思ったポイントはどこだったんですか?

:最初に聴いたときから曲調が面白いなと思って。あと、ギター2本の掛け合いがデモのときからあったから、それも面白いなと思った。

咲人:古き良きヴィジュアル系といえばギター隊の掛け合い、みたいな。

:そうそうそう(笑顔)。そのワクワクする感じがよかった。

咲人:だから、特にあの頃、青春時代を送ってた人にはドンズバで刺さる曲だと思う。

――歌はどうでしたか?

YOMI:今回のシングル3曲の中では一番難しかった気がする。

咲人:逆に俺は、スッと歌えてた気がするよ。

YOMI:ほんと? じゃあよかった。この曲はシングルの中でもライブでやるのが一番楽しみ。

Ni~ya(Ba)

Ni~ya(Ba)

■YOMIの生命線が長すぎる!?

――こちらの歌詞は咲人さんが書いてらっしゃいますが。

YOMI:歌詞は映画のストーリー的な感じ?

咲人:ストーリーとは違うけど、俺のなかでは、この古い映画を観て“じゃあお前はなんなのよ”って相手にいってる女性。

YOMI:あぁ~。だから女性っぽい感じのところがあるんだ。

咲人:そうそうそう。ちょっと古くさい女性。映画の登場人物の男女に自分たちをなぞらえてる風な歌詞。

――《夕方5時》というのは何をイメージしてるんですか?

咲人:映画のどこかでこういうセリフが出てくるの。印象的なフレーズは引用したいなと思ってたから、想像が膨らむ言葉? “夕方5時”とかインパクトがある言葉ではないんだけど、逆にこうやって気になっちゃうでしょ? そういうのでピックアップしたかな。これと《運命性》もそう。セリフの中に出てくるの。俺は生命線が超短いから《短い》ってつけた。

YOMI:なんか、短そう。

咲人:マジで(といって手を開いて見せる)。

YOMI:だはははっ。うわっ! これ、もうそろそろじゃない?

咲人:50歳前後で切れてるからそうなんだよ(苦笑)。

――柩さんは?

咲人:(手の平を見て)長くもないけど短くもないね。

YOMI:俺はどうなんだろう?

――(みんなでYOMIの手相を覗き込んで)手首まで伸びてますけど。

YOMI:うわっはははははははは!!!!! (大爆笑)

:生命線が手首までって。無駄に長すぎるわ!

咲人:これ、全国ご長寿ランキングいくんじゃない?

YOMI:がははははっ。

:だって、ほら。130歳ぐらいまで生きそうだもん。

YOMI:それ、ヤバイね。

咲人:俺の2倍以上生きるってことだ。

:それはそれで大変だぞ?

咲人:さすがに100歳超えたら、ただでさえ頭回らないのに(笑)。

YOMIボケてるのか元からなのか、どっちなんだって。だははははっ。

咲人:孫とかいっぱいいて。

YOMI:玄孫までいて。

咲人:“淳じぃちゃん”って。

:“淳じぃ”って可愛いわ~。

咲人YOMINi~yaは長生きしそうだよ。あ、Ni~yaは痛風とかになりそう。

YOMI:だから、俺か柩じゃない? 長生きするのは。

:最近俺も体は心配になってきたけどね。次は健康診断、行こうかなと思って。

RUKA(Dr)

RUKA(Dr)

――3曲目はそんな柩さん作曲による「minus」。

:最初ざっくりと言葉があって。海とか自然とか冷たいとか悲しいというのを考えてて。そういう曲がいいかなと思って作りました。

――そこまで言葉のイメージがありながらも、なぜ歌詞は自分で書かずにRUKAさんにお願いしたんですか?

:これも偶然で。咲人が「Rebel」の歌詞をRUKAさんに頼んでたのを知らなくて。俺はこれまでRUKAさんに歌詞を書いてもらったことがないなと思ったので、今回頼んだんですよ。さっきいったみたいな言葉をRUKAさんに伝えて、そうしたら歌詞のなかに海とか自然なものが入ってきた。

――確かにRUKAさんが柩さん曲に歌詞を書くのは今回が初ですね。

:そう。頼んだ次の日か、次の次の日にはLINEで届いたから、早かったです。

――柩さんが歌詞を書いたら、もっとポジティブな歌詞になっていた気がしますが。

:確かに。でも、この曲に関しては自分で歌詞を書くよりも、曲に対して第三者的な目線での歌詞が欲しかったからRUKAさんに頼んだんです。そうすることで、少しでもいままでにないものを作りたかったから。

――なるほど。咲人さんは楽曲を聴いてどう感じました?

咲人:ゆったり系だけど、柩っぽいというえば柩っぽい。見た目のイメージと反して繊細。それを表してる曲だよね。ギターに関しては、こういうタイプの曲が一番アレンジがしやすい。ただね、今回は入らなかったんだけど、RUKAさんの曲がもう1曲あったの。RUKAさんの曲と「minus」はベクトルが近くて。いまからそっちのギターアレンジをどうしようかなと思ってるんだけど。こっちは曲調通り、リラックスして弾ける感じになってるかな。

――歌ってみてどうでしたか?

YOMI:最初に聴いたときは「Darkness Before Dawn」(2022年3月発売アルバム『NOX:LUX』収録)みたいな感じと近いところにあるなと思って。俺ね、「Darkness~」の雰囲気が好きなんですよ。だから「minus」もいいなって最初から思いましたね。歌ってみて、この歌詞は自分が大切にしている身近にいる人、物に向けたものなのかなって。俺は勝手にそう思ってる。

■今ツアーで見せたいのは“やんちゃな姿”、そして結成24年目へ

――そうして、NIGHTMAREとしては今作を提げて全国ツアー『NIGHTMARE TOUR 2023 Rebel』とリリースイベントがスタートします。ツアーはどんなものになるんですか?

YOMI:2023年最後のツアーだし、前回のツアーよりも“また歌がよくなったね”といわれるツアーにしたいですね。

咲人:個人的にはただただやんちゃなツアーにしたいな。やる曲とかも含めて。いい歳したおじさんたちがステージできゃっきゃしてるぜっていう。男同士がわちゃわちゃしてて楽しい感じが曲を演奏してても伝わる。そういうのが出せるツアーにしたい。

:今年最後のツアーだし、来年24年目を迎えるNIGHTMAREに綺麗にシフトチェンジしていけるようなツアーになったらいいなと思います。


取材・文=東條祥恵

 

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