最愛のペットが突然いなくなってしまったら…それはきっと飼い主にとっては想像もしたくないことでしょう。

アメリカでトラックの運転手をしているルギアトゥさんは、愛犬のパンフィーロくんと一緒に長距離を移動していました。

メリーランド州の自宅を出発したルギアトゥさんがニューメキシコサンタ・フェ市を走行していた時のこと。

パンフィーロくんがどこかへ走っていって、そのまま行方不明になったのです。

ルギアトゥさんはパンフィーロくんがどこかで見つかって保護されていることを祈り、サンタ・フェ市周辺の動物保護施設のウェブサイトを探し続けたそう。

しかし、なんの手がかりもないまま1日、また1日と時間が過ぎていきます。

それでも彼女は諦めることなく、毎日いくつもの施設の保護犬の情報をチェックし続けました。

そしてパンフィーロくんがいなくなってから17日後、『サンタ・フェ・アニマル・シェルター&ヒューメイン・ソサエティ』にパンフィーロくんにそっくりの犬がいるのを発見。

野良犬として保護されたその犬は…まさしくパンフィーロくんだったのです!

すでにメリーランド州に戻っていた彼女は、飛行機でニューメキシコ州まで愛犬を迎えに行きました。

ルギアトゥさんとパンフィーロくんの再会の瞬間をご覧ください!

ルギアトゥさんを見たとたん、ちぎれそうなくらい激しくしっぽを振り始めたパンフィーロくん。

「さびしかったよ!」という心の声が聞こえてきそうです。

そんな愛犬との再会にルギアトゥさんも喜びの涙が止まりません。

この幸せな動画を見た人たちからは、祝福の声が上がりました。

・嬉しくてもらい泣きしてしまった!

・あの犬の笑ったような顔を見て!いい話をシェアしてくれてありがとう。

・彼女が親友を見つけることを諦めなくてよかった。

犬が迷子になると、そのまま二度と飼い主に会えなくなるケースは珍しくないといいます。

特に見知らぬ土地でいなくなった場合は、犬が自力で帰ってくることはほぼ不可能でしょう。

また誰かに連れ去られたり、最悪の場合、事故に遭ったりすることもあり得ます。

パンフィーロくんが家から遠く離れた場所で元気なまま保護されて、ルギアトゥさんと再会できたのはまさに奇跡。

ルギアトゥさんの諦めない気持ちが、そんな奇跡を起こしたのかもしれませんね。


[文・構成/grape編集部]

出典
Santa Fe Animal Shelter & Humane Society
Santa Fe Animal Shelter & Humane Society