ロアッソ熊本は13日、MF田辺圭佑、FW粟飯原尚平、FW土信田悠生の3選手と来シーズンの契約を更新しないことを発表した。

 1992年3月29日生まれで現在31歳の田辺は守備的MFを主戦場とするプレーヤー。成立学園高校や中央大学を経て2014年2月にFC琉球に入団し、2018年1月に熊本に完全移籍で加入した。同クラブでは公式戦通算91試合に出場し2ゴール7アシストを記録。今シーズンは明治安田生命J2リーグで28試合、天皇杯で5試合に出場した。

 1996年5月26日生まれで現在27歳の粟飯原は左右のウイング(WG)を主戦場とするプレーヤー北海道コンサドーレ札幌ユースや近畿大学を経て、2019年2月にFC岐阜に入団しプロキャリアをスタートさせた。2022年1月に熊本に完全移籍加入すると、初年度から前線の主力として活躍。在籍2年目の今シーズンは明治安田生命J2リーグで39試合出場5ゴール、天皇杯で4試合出場という成績を残した。

 1999年7月23日生まれで現在24歳の土信田はセンターフォワード(CF)を主戦場とするプレーヤー。高川学園高校や駒澤大学を経て、2022年2月に熊本へ入団しプロキャリアをスタートさせた。初年度から公式戦通算35試合に出場し1ゴールを記録。在籍2年目の今シーズンは明治安田生命J2リーグで16試合出場1ゴール、天皇杯で1試合出場という成績を残した。

 契約満了が発表された3選手は、熊本のクラブ公式サイトを通じてそれぞれ次のようなコメントを発表している。

◼︎田辺圭佑
「この度、契約満了によりチームを離れることとなりました。2018、19、22、23シーズンと4年間プレーさせていただきありがとうございました。本当に多くの方々に支えて頂き、充実した時間を過ごすことができました。唯一、なかなか期待に応えることが出来なかったことが心残りです。今のロアッソのサッカーは日本一魅力的だと思います。そんなロアッソ熊本がJ1で躍動することを願っています」

◼︎粟飯原尚平
ロアッソ熊本に関わる全ての皆さん、いつもご支援ご声援ありがとうございます!今シーズンでロアッソ熊本を退団する事になりました。この2年間で熊本の街、自然、人、そしてロアッソ熊本のことが大好きになりました!ファンサが解禁されてからサポーターのみなさんの暖かさを肌で感じることができてよかったです!(いじってくれた人達もありがとう!)」

「そんな大好きなチームで自分が思い描いてたような結果を出すことができず、本当に悔しい気持ちでいっぱいです。今年の最後までチーム活動には参加する予定なので皆さん会いに来てください!2年間ありがとうございました! アイハラキメル」

◼︎土信田悠生
「今シーズンでロアッソ熊本を離れることになりました。ロアッソ熊本に関わる全ての皆様、2年間ありがとうございました。自分をプロサッカー選手として迎え入れてくれたロアッソ熊本、どんな時も勇気を与え続けてくれたファン、サポーターの皆様には本当に感謝しています。FWとして結果で恩返しすることができずに悔しい気持ちでいっぱいです。いつかこのクラブに恩返しができるように、この経験があったからと言えるように、努力し続けたいと思います。ロアッソ熊本での2年間を誇りに思います。本当にありがとうございました

ロアッソ熊本が3選手との契約満了を発表