きょう14日は冬型の気圧配置が緩み、日中は広い範囲で晴れる見込み。寒さも幾分和らぎそう。北海道の日本海側は昼頃にかけて積雪が増える所があるため、積雪や凍結による路面状況の悪化にご注意を。
日中は広く晴天 北海道は昼頃まで雪
きょう14日は、冬型の気圧配置が緩むでしょう。太平洋側の地域では、日中は広く晴れて、冷たい北よりの風も弱まりそうです。
山陰から東北の日本海側は朝まで所々で雨が降り、標高の高い所では雪になるでしょう。日中は天気が回復に向かい、次第に日差しが戻りそうです。ただ、北海道は平地でも雪を降らせるような寒気が居座るため、昼頃にかけてさらに積雪が増えるでしょう。
きょう14日、帯広では初雪が観測されました。平年より13日遅く、昨年より4日遅い初雪です。また、午前5時現在の積雪の深さは、北海道幌加内町(ほろかないちょう)朱鞠内(しゅまりない)では63センチ、稚内市で26センチ、旭川市で4センチとなっています。積雪や凍結で路面が滑りやすいため、足元や車の運転する際には十分ご注意ください。
日中 寒さ和らぐ
きょう14日も、この時期としては気温の低い状態が続きますが、日中の寒さは和らぐでしょう。
最高気温は、沖縄は23℃くらいの所が多くなりそうです。日差しが控えめでも過ごしやすいでしょう。九州から関東は、広く17℃前後の予想です。名古屋や東京都心など、きのう13日と同じくらいの所でも、北よりの風が弱まる分、暖かく感じられるでしょう。
北陸や東北は13℃から15℃くらい、北海道は5℃から7℃くらいと、きのう13日よりやや高くなりそうです。
シーズン最初の雪 慣れていても注意
シーズン最初の雪は、たとえ雪に慣れている方でも、以下の2つのことに注意が必要です。
(1)必ず、スタッドレスタイヤに交換するか、タイヤチェーンを装着しましょう。スタッドレスタイヤは、溝が十分にあるかどうかを、事前に確認してください。あまり使っていないスタッドレスタイヤでも、時間が経てば、劣化が進みますので、シーズン前に点検が必要です。
(2)たとえ急いでいても、急ブレーキ、急なハンドル操作、急発進、急な車線変更など「急」のつく運転はやめましょう。「急」のつく運転をしてしまうと、車がスリップしやすくなります。車を発進する時や上り坂では、タイヤが空転してしまわないよう、アクセルをじわりと踏み込んでください。下り坂では、エンジンブレーキを基本として、アクセルとブレーキも適度に調整して、速度を落としてください。
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