少女・吐き気・嘔吐・腹痛

11、12日に東京ビッグサイトで開催されたアジア最大級のアートイベント『デザインフェスタ』で食中毒が発生。その原因となったマフィンを販売した店の謝罪文が「ツッコミみどころしかなくて怖い」とX(旧・ツイッター)で話題になっている。

 

■製造・販売店が「お詫びとお願い」

食中毒を起こしたマフィンを製造・販売していたのは東京・目黒区にある焼き菓子店「Honey×Honey xoxo」(ハニーハニーキス)で、イベントで同店のマフィンを食べた客から腹痛や体調不良を訴える声や、異臭がある、具材が糸を引いているなどの指摘が相次いだ。

これに対し同店はインスタグラムにて「皆様にお詫びとお願いがございます。今回、販売致しておりました和栗とチョコチップスイートポテトマフィン達が納豆みたいな匂いがするというご報告をいただきました。もし、納豆のような匂いがしたら食べずにすぐにLINEでご連絡をお願い致します」と投稿。

エアコンで18℃以下を保っていたことや、両日とも当日あさに店で試食をしてから販売したと説明している。

 

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■お詫びとは思えない文面にユーザー憤慨

ところがこの投稿、謝罪の前に感謝の言葉がつづられており、「たっくさんのご来店ありがとうございます」「本当に本当に幸せな2日間でした」「5日間ずっとずっと焼き続けてぼろぼろになった右手の痛みが吹っ飛んでいきました」といった文章に、文末にはハートの絵文字を多用。

さらに、「(マフィンの異変について)連絡を受け取ったら代わりの品を送る」、「(店主が)腕を返すと激痛が走るので(製造は)回復次第になる」などと記し、次回イベントの製造があるためなるべく早く治すとの旨がつづられていた。

するとこれを見たユーザーは憤慨。

「冒頭のハートマークから察するに、お詫びとはとても思えない文面」「食品工場勤務の経験者ですが貴女の対応の仕方に心底呆れるし恐怖すら感じました。貴女はことの重大さが全く分かってない!」「こういったことって、保健所案件なのではないのでしょうか…」などと指摘が相次いだ。

 

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■「ツッコミどころしかなくて怖い」

その指摘を受けてか、同投稿は現在修正されており、絵文字を多用した文章は削除。マフィン購入者へは返金処理をするとし、その後の投稿では「2度とこのようなことがないよう営業を停止しようと思います」「11月14日に保健所に連絡し、今後の対応の指示を仰ごうと思います。この度は、本当に申し訳ございませんでした」といった報告と謝罪がなされた。

しかしXでは一部のユーザーが「保健所案件のマフィン、Instagramのお詫びがツッコミどころしかなくて怖い…起こしたことにも衛生管理もあまりにも認識甘すぎて、今まで営業できたのが不思議な域」と元の投稿のスクリーンショットを投稿。

14日15時半の時点で6,000件近くリポストされ、さらに話題が広まる事態となっている。

 

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■ドン引きの声も…

謝罪文の内容や文体にXユーザーは「文面から恐怖しか感じない…」「トレンドに入ってたから覗いてみたら、恐ろしい」「文章見るだけで頭痛くなる」「まあね、マフィン達、だもんね。もう怖い…」などと震撼。

同店のアカウントのプロフィール欄では、「全て防腐剤、添加物不使用で市販の焼き菓子の半分以下のお砂糖の量で作っており、離乳食完了期のお子様より安心してお召し上がりいただけます」と謳っているが、一般的には砂糖の量が多いほど微生物は増殖しにくく、量を減らしているなら、その分日持ちが短くなると考えられる。

そのため「『5日間ずっとずっと焼き続けて』? …ということは一番古いやつは5日前のってこと?」「懲りずにまた5日間ほぼ常温18℃で保存した物を出す気なの…? 怖すぎる…」「まだ毒作り出す気満々でワロタ…いやワロエナイ…」とドン引きする声もみられた。

『デザフェス』マフィン食中毒、店の“謝罪文”にネット震撼 「ツッコミどころしかない」「まだ毒作り出す気満々…」