●複数アプリケーションに適合する4-in-1アウトレットを採用
●幅56mmのスリムデザインながら最大48のアウトレットコンセントを実装可能
●ネットワーク制御モジュールには稼働中に通電したまま交換可能なライブスワップ機能を搭載

エネルギーマネジメントおよびオートメーションにおけるデジタルトランスフォーメーションのリーダーであるシュナイダーエレクトリックは、同社のインテリジェントラックPDUのラインアップに、最上位クラスとなるハイエンドモデル「APC NetShelter Rack PDU Advanced 10000シリーズ(以下Advanced 10000シリーズ)」を加え、12月11日より受注を開始します。

ラックPDUは、サーバーをはじめとするIT機器への電力供給を目的としたサーバーラック設置用の高機能コンセントバーです。サーバールームやデータセンター内にある複数のIT機器に電源を供給する中継地点として、特にデータセンターハイパースケール化が進む現代においては、なるべく設置スペースを圧迫せず多くの機器に電力を供給できることや、単一ラックPDUで幅広いプラグ形状に対応できること、不要なダウンタイムを極力回避することが求められています。加えて、生成AIの活用をはじめとする新しいデータ処理ニーズに対応するためにデータセンターが急速に高密度化し、1ラックあたりの電力消費が従来と比べて非常に大きくなっていることからも、高機能なラックPDUへのニーズが高まっています。

シュナイダーエレクトリックが展開するAPCブランドのラックPDUは、15年以上にわたり日本国内で提供されてきた実績を持ち、現在も日本国内シェア1位*を保持しています。今回提供を開始する最上位モデルのラックPDU「Advanced 10000シリーズ」は、幅広い形状のプラグに対応する4-in-1アウトレットを採用しており、単一ラックPDUで多くのアプリケーションをカバーすることができます。また、従来モデルと同じ幅56mmのスリムな設計ながら、最大48のアウトレットコンセントを実装することができ、高密度化するデータセンター環境におけるIT機器のスマートな設置に貢献します。更に、ネットワーク制御モジュールには稼働中に通電したまま交換が可能なライブスワップ機能を搭載しているため、万が一の制御モジュールの故障時にも、システム全体を停止させることなく、通電したままモジュールの交換が可能です。

Advanced 10000シリーズの主な特長

・4-in-1アウトレット: IEC C13, C15, C19, C21の4つの形状をカバーする4-in1 アウトレットを、全アウトレットの50%に採用、異なるプラグ形状に幅広く対応

・高密度 & スリムデザイン:幅56mmの本体に最大48のアウトレットコンセントを実装可能

・ライブスワップモジュール:ネットワーク制御モジュールは稼働したまま交換可能

・コンセント単位計測:アウトレット毎の使用電力を計測し、電力消費の高い機器を特定可能

・カラー アウトレット & ブレーカーブレーカー毎にアウトレットを色分けし、誤接続や誤切断のリスクを低減

・最大32台のカスケード接続:1つのIPアドレスを最大32台のPDUで共用可能、ネットワーク/電源の冗長化を実現

ブレーカートリップ検知機能:万が一のブレーカートリップ時にも、管理者への通知でダウンタイムを最小化

ツールレスラックマウント:当社のNetShelter SXラックに工具なしでワンタッチ搭載可能

・ロック機構付きアウトレット:オプションのロック式コード利用により不意の電源断によるシステムダウンを防止

・環境監視センサー:温湿度等の環境監視は最大6か所まで測定可能

・動作温度最大60℃:高密度・高排熱環境に適用、HPC、ハイパースケール環境にも最適

・測定精度±1%:IEC 62053-21 Class 1準拠、より正確な拡張計画や閾値設定に活用可能

・製品保証3年、最大6年サポート

製品についての詳細はカタログをご覧ください。

APC NetShelter Rack PDU Advanced 10000シリーズ 製品カタログ

https://download.schneider-electric.com/files?p_Doc_Ref=PDU_Advanced_2311&p_enDocType=Catalog&p_File_Name=PDU_2311.pdf

*当社調べ

Schneider Electricについて

シュナイダーエレクトリックは、あらゆる人がエネルギーや資源を最大限活用することを可能にし、世界の進歩と持続可能性を同時に実現することを目指しています。私たちはこれを「Life Is On」と表現しています。

私たちの使命は、持続可能性と効率性を実現するためのデジタルパートナーになることです。

世界をリードするプロセス技術やエネルギー技術と、エンドポイントとクラウドをつなぐ製品、制御機器、ソフトウェアやサービスとを、ライフサイクル全体を通して統合し、その統合された管理を住宅、ビル、データセンターインフラストラクチャ、各種産業に展開することでデジタルトランスフォーメーションを推進します。

私たちは、最もローカルなグローバル企業です。社会にとって意義深い目的を持ち、多様な意見を取り入れ自ら行動するという価値観を持って、オープンスタンダードとパートナーシップエコシステムの拡大に尽力します。

www.se.com/jp

配信元企業:シュナイダーエレクトリック株式会社

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