ローマレジェンドである元イタリア代表FWフランチェスコ・トッティ氏が、古巣について語った。13日、イタリアメディア『カルチョメルカート』がコメントを伝えている。

 現在47歳のトッティ氏は1992年から2017年にかけてローマ一筋でプレー。現役引退後はローマのスポーツ・ディレクター(SD)に就任したものの、ジェームズ・パロッタ元会長らとの間に確執が生じ、2019年6月にSDを辞任。現在はクラブから離れている。

 そんなトッティ氏が13日、Twitchチャンネル『Bobo Tv』に出演し、古巣ローマについて語った。インタビューの中で、チームの“得点源”であるアルゼンチン代表FWパウロ・ディバラとベルギー代表FWロメル・ルカクの“強力コンビ”について尋ねられると「ディバラはチームの中心であり、試合を決める選手だ。ルカクの強さと相まって、セリエAで誰もが望むトップコンビが誕生したと思う」と称賛の言葉を口にした。

 さらに「彼ら2人と、ラウタロ(・マルティネス)と(マルクス・)トゥラムのコンビをどちらか選ばなければならないとしたら、私はディバラとルカクのコンビを選ぶ。私にとって彼らは最高のカップルだからね」と続け、インテルの“強力2トップ”と比較しつつ、ディバラとルカクには賛辞を送った。

 また、トッティ氏はローマとの現行契約が今季限りとなっているジョゼ・モウリーニョ監督についても言及し、「偉大な指揮官は偉大なチームにいるべきだ。だから、彼はローマは残るべきだし、何年もの間、親善試合であっても7万人近くの観客を集めてきた。彼がそこにいるときはいつも満員だ。何か理由があるはずだよ。彼がローマに残ってくれたら、私は嬉しく思う」と残留を願った。

古巣について語ったトッティ氏 [写真]=Getty Images