スタジオポノックの長編アニメーション最新作『屋根裏のラジャー』(12月15日公開)。本作に、一龍斎貞友、かぬか光明、大谷育江、平澤宏々路、川原瑛都の出演が明らかとなった。

【写真を見る】製作報告会見に安藤サクラらと共に登壇した、主人公ラジャー役の寺田心

長編第一作『メアリと魔女の花(17)が150の国と地域で公開され、世界で鮮烈なデビューを飾ったスタジオポノックイギリスの詩人、作家のA.F.ハロルドによる感動作「The Imaginary」を原作とし、誰にも見えない少年ラジャー(声:寺田心)を主人公に、想像から生まれたイマジナリーフレンドたちによる現実と想像が交錯する世界で繰り広げられる大冒険を、スタジオポノックの圧倒的な映像表現でアニメーション化する。

このたび解禁になったのは映画を華やかに賑やかに彩る個性豊かなラジャーとその仲間たちの声優陣。イマジナリの世界で圧倒的な存在感を放つ、巨大なピンクのカバのイマジナリ、小雪ちゃん役を、「くまのプーさん」のプーさん役で活躍する声優のかぬか光明、小雪ちゃんと仲良しで骨の姿をしたイマジナリ、骨っこガリガリ役を「忍たま乱太郎」のしんべヱ役や「クレヨンしんちゃん」のマサオ役でお馴染みの一龍齋貞友、そして、ラジャーが一番最初に出会うロボットのイマジナリ、ドロン役を大人気キャラクター、ピカチュウの声でお馴染みの声優、大谷育江が演じる。

さらには、スタジオジブリ長編アニメーション『アーヤと魔女』(20)で、声優初挑戦にして主人公アーヤ役を演じきった俳優の平澤がヒロイン、アマンダの同級生役で登場し、「コタロー1人暮らし」のコタロー役で注目を浴びた川原瑛都が、ラジャーたちが出会う少年ジョンくん役として本作で活躍。彼らが生みだすイマジナリたちにもぜひご期待したいところ。

映画『屋根裏のラジャー』を一層華やかにそして賑やかに盛り上げる個性豊かなキャラクターたちと声優、俳優の出演陣。消えゆく運命を抱えた少年の冒険はどのような展開を見せるのか?ぜひその行方を劇場で見届けてほしい。

■<キャストコメント>

●一龍齋貞友(骨っこガリガリ役)

「オファーを受けたとき、『骨っこガリガリは人間じゃないんです』と説明があったのですが、『人間じゃないほうが得意なんです』とお返事しました(笑)。映画ではそれぞれのキャラクターが生き生きと表現されており、表情もリアルで、ナチュラル。見てくださる方の心に染み入るように、たくさんの思いが込められていると感じました。この作品に関わらせていただいたことがとても光栄なことだと思っております」

●かぬか光明(小雪ちゃん役)

「小雪ちゃんはピンクの見た目と中身も相まって可愛いキャラクターです。アフレコ時に監督、ディレクター、プロデューサーとキャラクターの方向性が定まるまで何度も試行錯誤をしましたが、自分の中の最大限の『可愛い』を表現しました。ここまで『可愛い』に特化したキャラクターを演じるのはある意味勇気が必要でしたが、とても楽しく挑戦させていただきました

大谷育江(ドロン役)

「百瀬監督の作品の世界観がとても温かくて、ファンタジーなのにちょっとリアルでドキュメンタリーみたいな部分もあって、その世界に入れてもらえたのは、本当に嬉しい限りでした。演じたドロンは、古き良き時代の象徴みたいで、姿を見て懐かしい。その物悲しいフォルムも含めて愛おしいキャラでした。躍動する絵がとにかく凄くて、楽しい怖い嬉しいせつない。観終わった後の余韻もぜひお楽しみいただきたいです」

●平澤宏々路(ジュリア役)

「声のお仕事はまたやりたいと思っていたので、今回参加させて頂けてとても嬉しかったです。気持ちを真っ直ぐ言うだけでなく、より気持ちが前面に出ているような感じで演じようと気負わない形でジュリアを演じました。自分の意見をはっきり言えるジュリアの生き生きとした姿を、みなさんに楽しんでいただけたら嬉しく思います」

●川原瑛都(ジョン役)

「僕が演じたジョン君は、普段は大人しくて優しそうだけど、想像(イマジナリ)の世界では勇敢でたよりになるカッコイイ子だと思います。ジョンくんと僕は『宇宙が大好き』という共通点があったので、すごく嬉しかったしアフレコの収録も楽しかったです」

文/サンクレイオ翼

一龍斎貞友、大谷育江、平澤宏々路らが出演!『屋根裏のラジャー』声優陣が新たに発表/[c] 2023 Ponoc