2023年11月18日(土)から26日(日)の期間、東京・九段北に位置する築96年の邸宅をリノベーションした会員制のビジネスイノベーション拠点「kudan house(九段ハウス)」にて、オーストラリアと日本のランドスケープ・アーキテクトに関する展覧会「Landscape Architects as Changemakers 未来を変えるランドスケープ・アーキテクトたち」を開催いたします。

 コミュニティ・デベロップメント事業を通じて、緑に人が集まるリノベーションやアートの要素を踏まえた空間環境プロデュースなどハード・ソフト両面の街づくりを行う東邦レオ株式会社(本社:大阪府大阪市、代表取締役 吉川稔。以下「東邦レオ」。)は、本展覧会の趣旨に賛同し、自身のプロジェクトの一つであるkudan house を開催場所として協力することで、ランドスケープ・アーキテクトや、建築家、アーバンデザイナー、および日本に関心のある幅広い聴衆者が出会い、日本の文脈とデザインをより深く理解する上で貴重な機会を創出します。
 11月18日(土)にはオープニングイベントを、11月26日(日)にはオーストラリアと日本のランドスケープ・アーキテクトを交えたトークセッションを開催いたします(無料・事前申込制)。本展覧会は入場無料・事前予約制です。ぜひ皆様のご来場をお待ちしております。 

  • 開催概要

タイトル:Landscape Architects as Changemakers「未来を変えるランドスケープ・アーキテクトたち」

会期:2023年11月18日(土)~11月26日(日)

時間:10:00~22:00 (最終入場時間 20:00)

会場:kudan house(東京都千代田区九段北1-15-9)https://kudan.house/

入場:無料(事前予約が必要になります。)

予約専用サイト:https://www.laxchangemakers.com/kudan

プロデューサー・キュレーター:Jillian Walliss /ジリアン・ウォリス、 Heike Rahmann /ハイケ・ラーマン

コラボレーター:金 紗蘭(きむ さらん)

協力:JLAU(ランドスケープアーキテクト連盟)、 東邦レオ株式会社

助成・後援:豪日交流基金、メルボルン大学、RMIT大学

WEBサイト:https://www.laxchangemakers.com/

5月にメルボルンで行われた展覧会の様子

 日本とオーストラリアランドスケープ・アーキテクトは、それぞれの地域における文化的・生態学的な特性に応じたデザインを創造しています。今回の二か国語での展示会では、それらの革新的なデザインにおける戦路を探求します。
 kudan houseの敷地全体に広がるこの展示会では、受賞歴を誇るデザイナーによる8つの作品を臨場感溢れる形で体験できます。オーディオビジュアルを駆使しながら、デザイナーへのインタビューや現地の映像、さらに図面を組み合わせることにより、これらのデザイナーが環境・経済・文化的な未来にいかに貢献しているのかを明らかにしています。
 豪日交流基金、メルボルン大学、RMIT大学の助成によるこの展示会は、異文化に焦点を当てながらオーストラリアと日本のランドスケープ・アーキテクチャーへの理解と提示の仕方を再考しています。さらに、両国のランドスケープ・アーキテクト12人との対話を通じて、専門家としての意識や文化的アイデンティティの問題、地方のプロジェクトにおけるデザインの可能性、グローバルなつながりに対する役割など、実務に直面した重要な問題を探究します。

  • オープニングイベント(2023年11月18日(土)18:00~20:00 ※事前予約制)

【来賓挨拶】

平賀達也(株式会社ランドスケープ・プラス 代表)

カーステン・バウアー(アスペクト・スタジオ ディレクター)

アラン・パート教授 副学部長(メルボルン大学・Faculty of Architecture, Building and Planning)

 日本やオーストラリアではランドスケープの価値が認められているものの、ランドスケープ・アーキテクチャの実務自体においては必ずしも順調に進むとは限りません。現代の日本・オーストラリアランドスケープ・アーキテクトとして働くことはどういうことなのか、また、異なった文化的・経済的・環境的背景からどのような特性の働き方が生まれるのかについて座談します。
【パネリスト】

ジェーンアーウィンジェーンアーウィンランドスケープ・アーキテクチャー プリンシパル)

カーステン・バウアー(アスペクト・スタジオ ディレクター)

三谷徹(有限会社オンサイト計画設計事務所 意匠アドバイザー)

長谷川浩己(有限会社オンサイト計画設計事務所 代表取締役社長)

平賀達也(株式会社ランドスケープ・プラス 代表)

戸村英子(戸村英子設計事務所)

保清人(株式会社ロスフィー 取締役)

中島悠輔(フリーランス ランドスケープ・アーキテクト)

金紗蘭(メルボルン大学 リサーチコラボレーター)

  • プロデューサー・キュレーター

Jillian Walliss /ジリアン・ウォリス

メルボルン大学ランドスケープ アーキテクチャー准教授。理論、文化、現代の関係性をデザインの実践から探る。

【著作】The Big Asian Book of Landscape and Architecture (2020)

Landscape Architecture and Digital Technologies: Re-conceptualising Design and Making (2016)

Heike Rahmann /ハイケ・ラーマン

RMIT 大学ランドスケープアーキテクチャ上級講師。デザインの実践と現代のアーバニズムを組み合わせた研究に焦点を当てている。理論、技術、都市生態学。ヨーロッパ、アジア、オーストラリアでの実践を通じて、ランドスケープアーキテクチャー業界、コミュニティ、政府機関との強力なパートナーシップ、特に日本と韓国との関係構築に貢献している。

【著作】Possibilities in Absence (Jovis, 2014) with Marieluise Jonas The Big Asian Book of Landscape Architecture (Jovis, 2020) with Jillian Walliss

  • コラボレーター

金 紗蘭(きむ さらん)

メルボルン大学 建築学修士号を取得。このプロジェクトにおいて、日本のランドスケープ・アーキテクトへのインタビューと翻訳、展覧会を含むキュレーション、グラフィックデザイン、ウェブデザイン、マルチメディア制作を担っている。

5月にメルボルンで行われた展覧会の様子

1927年竣工。設計:内藤多仲、木子七郎、今井兼次。登録有形文化財であるをリノベーションした会員制のビジネスイノベーション拠点。次世代のビジネスリーダー層を対象としたビジネスサロンの開催や会員企業の研修会、オフサイトミーティングなどの場として利用されている。

(見学・利用は要問合せ)https://kudan.house/

代表取締役社⾧:吉川稔

1965年の創業以来、人々が主役となり場の価値を高める「コミュニティ・デベロップメント」事業を通じて、緑に人が集まるリノベーションやアートの要素を踏まえた空間環境プロデュースなどハード・ソフト両面の街づくりを行うことで、住環境の向上に貢献し、CSV経営を実践し続けている。

https://www.toho-leo.co.jp/

配信元企業:東邦レオ株式会社

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