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 犬の言葉が話せればもっと意思の疎通が取れるのに。そう思っている飼い主も多いはずだ。そこでマラミュート「ヒューゴ」の飼い主は、彼に犬語を教わることにした。

 まずヒューゴに犬語を発音してもらい、真似して飼い主も発音する。だがこの飼い主、なかなか犬語が理解できていないようでヒューゴの指導も熱が入る。

 「いいか、口元をよく見ろ」とばかりに飼い主の肩を引き寄せ顔を近づけ「わおぉ~ん」と見本を見せる。飼い主が真似るも「ちっが~う、そうじゃない」とダメだしをし、またやり直しだ。

【画像】 熱血教師犬に犬語を教わる飼い主

 アラスカン・マラミュートのヒューゴはInstagramで人気の犬だ。賢いしかわいいし面白いし、なにより飼い主とのやり取りが絶妙なのだ。

 そんなある日、飼い主のブライアン・ハンシャフトさんはヒューゴに犬語を教わることにした。ヒューゴは先生としての自覚をしっかりと持っているようで、その指導にも熱が入っていく。

 飼い主の目の前に座り、まずは「ワン」と見本を見せるヒューゴ。飼い主は同じように発音するのだが、まったくなっていないようだ。

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 ダメ、全然ダメ、とダメだしをするヒューゴ。「リピート・アフターミー(私に続いて同じように発音して)」と、何度もブライアンさんに練習させる。

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 「違う、間違っている!」熱くなったヒューゴは、飼い主の肩に手をかけ、顔を近づけた。「欲口元を見るんだ、いいかこうだ、わおぉ~ん」

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 あまりの迫力に飼い主も最後はひるんでしまったようだ。だがこの熱血指導なら、飼い主が犬語を習得する日も近いことだろう、きっとそう。

 この動画は瞬く間に話題となり「ヒューゴはこのできの悪い生徒に我慢できないようだ」、「ここまで熱心に指導してくれる先生がいれば私の学力ももっと向上したはずだったのに」などのコメントがよせられた。

 他にも「やはりきちんと教えるためにはこの人間にもおやつが必要のようだ」「今日一番笑った、特に肩に手を置いてぐっと近づけるところ、どんどん指導に力が入っていくところ面白い」などの声も。

 いずれにせよヒューゴと飼い主は素晴らしい関係を結んでいるようだ。

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 ちなみにこれまでの研究によると、犬は言語の違いを認識できており、母国語と外国語を聞き分けることができるそうだ。なので人間がここまで犬語の覚えが悪いことに納得がいかないのかもしれない。

written by parumo

 
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「ちがう!私の後に続いて発音しろ」マラミュートに犬語を教わる飼い主