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Yoheiの2ndアルバム「Echo You Know」が2024年1月24日にリリースされる。

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Yoheiこと鹿野洋平は東京出身、カリフォルニア州ロサンゼルス在住のミュージシャン / プロデューサー。高校卒業後に単身渡米し、ウェストバージニア州、テネシー州ナッシュヴィルで暮らし、アパラチアンミュージック、ブルーグラス、サザンソウルカントリーを吸収して自らの音楽の基盤を育てる。 2002年、ロサンゼルスに移住。 数多くのバンドに参加、演奏活動をする傍ら、自身の作品制作を開始した。

本作「Echo You Know」は、2022年発表の「in between my ears there is a cloud and a five dollar bill」に続くアルバム。前作が全編インストゥルメンタルだったのに対し、本作は6曲の英語詞、2曲の日本語詞によるボーカルが吹き込まれ、Yoheiのシンガーソングライターとしての側面を打ち出した作品となっている。一部のゲストを除き、作詞作曲、歌唱から、すべての楽器演奏、録音、ミックスまでをYoheiが1人で手がけており、これらはロサンゼルスにあるYoheiの自宅の庭で屋外録音された。アルバムには、Wilcoのネルス・クライン(G)をはじめ、ブラジルのシンガーソングライター / プロデューサーのレオナルド・マルケス(Vibraphone, B)、ロバート・プラントアリソンクラウス、矢野顕子らの作品への参加で知られるジェイベルローズ(Dr)、Modest Mouseのレギュラーサポートメンバーであるキースカーマン(B)など、世界的に活躍する多彩なミュージシャンもゲスト参加している。なお本日11月15日にアルバムより「Immediately Went Up in Smoke」が先行配信された。

また本作「Echo You Know」のリリースに際し、久保田麻琴小山田圭吾藤原さくら安部勇磨never young beach)、松永良平(リズムペンシル)がコメントを寄せている。

久保田麻琴 コメント

魅惑のハイトーンボイスと哀愁ダスティーリズム。LAからの音のポストカード。Yohei君にビーチボーイズのプロデュースさせたい。

小山田圭吾 コメント

L.A.に行くとよくお世話になるYoheiくんの音楽は、長年アメリカに暮らしているだけあって、エキゾ、アメリカーナ、サイケデリックなど、L.A.の雰囲気が音楽にとても馴染んでいます。リズムボックスとスティールの音色がとても気持ち良くて、良い感じ!

藤原さくら コメント

音の粒の上で、ゆったりと浮遊しているような心地良い気分。一緒にシェイカー振りたくなっちゃいます。

安部勇磨(never young beach) コメント

どんな部屋でどんなふうに録音したのかな。この質感に安心します。アルバムを流してる間、Yoheiさんがすぐそこにいるみたいでした。

松永良平(リズム&ペンシル) コメント

音楽をいろいろ聴きすぎてしまうと、ミュージシャンは自分の作品を素直に作れなくなるという考え方に対してぼくはいつも懐疑的だ。裏を返すと、音楽が好きすぎる人が作る音楽がぼくは好きなんだとも言える。Yoheiの音楽の良さは、彼が受けている影響の良さの証明でもある。音楽が好きだというのはこういうことだよ、と誰かに教えたくなるよね。

Yohei「Echo You Know」収録曲

01. Superglue
02. が、当時
03. Somedays You Wanna Feel Beautiful
04. Night Radiant #1
05. 廃電車
06. Wait Like A Wise Man
07. Songs He Took with Him
08. Edge of Your Dream
09. Night Radiant #2
10. Immediately Went Up in Smoke

Yohei「Echo You Know」ジャケット