チャールズ国王が75歳の誕生日を迎えたことを祝福し、ウィリアム皇太子(41)は19年前の秘蔵ショットを公開した。父と息子がスイスのスキーリゾートで仲良く寄り添う、心温まる瞬間を捉えた写真だ。投稿では、他にも国王のクローズアップ写真や、国王夫妻とウィリアム皇太子一家がバッキンガム宮殿のバルコニーに並ぶ写真などが添えられた。しかし、これらの写真を見た王室ファンからは「ヘンリー王子はどこ?」「息子が1人しかいないみたい」と皮肉めいたコメントが寄せられた。

ウェールズ公夫妻の公式SNSが現地時間14日、チャールズ国王の75歳の誕生日を祝福する写真とメッセージを公開した。

最初に披露したのは、親子が2004年にスイスのクロスタース村にあるマドリサ・ゲレンデでスキー休暇を過ごした時のプライベートショットだ。

チャールズ皇太子(当時)はネイビーブルーのスキーウェアとニット帽を着用し、ウィリアム王子(当時)は紺色と赤色のスキーウェアを着ている。親子は積雪した山をバックに、肩を抱き合いながら楽しそうに微笑んでいる。

クロスタース村はチャールズ国王のお気に入りのスキーリゾートで、毎年2月か3月に家族で冬の休暇を過ごすのが恒例だ。しかし今年は5月に戴冠式を控えていたこともあり、万が一の負傷を避けるため、45年ぶりにスキー休暇を中止した。

続いて公開した写真は、チャールズ国王が今年9月にフランスを公式訪問した際、パリのエトワール凱旋門で撮影された1枚だ。

そして最後は、今年6月にロンドンで開催された国王の公式誕生日祝賀祭「トゥルーピング・ザ・カラー」で、バッキンガム宮殿のバルコニーに国王夫妻とウィリアム皇太子一家が並んだ時の写真が添えられた。

投稿には、「国王陛下の75歳の誕生日を祝福します」とメッセージが記された。

これらの写真に、王室ファンからは「国王陛下、誕生日おめでとうございます!」といった祝福コメントが多数届いた。しかし一部のフォロワーからは、どの写真にもヘンリー王子が写っていないことについて、このような声があがった。

ヘンリーはどこにいるんだ?」
「なんだか、息子が1人しかいないみたいね。写真からヘンリーの姿を消去しないで!」
ウィリアムは、可愛い弟を無視してるのかしら。」
「最初の写真は、ヘンリー王子に対して中指を立てている(侮辱)って意味? いいね。気に入ったよ!」

英王室メンバーは実際の誕生日をプライベートで祝福するのが伝統で、毎年6月には国民で祝福する君主の公式誕生日「トゥルーピング・ザ・カラー」が開催される。

そのため国王は、14日の誕生日はロンドンの住居「クラレンス・ハウス」でプライベートな祝福をしたとみられる。

国王の誕生日に先立ち、今月5日に英紙『The Sunday Times』は、ヘンリー王子とメーガン妃が国王のプライベートな誕生日パーティに招待されたものの出席を断ったと報じられた。これに対し、夫妻の広報担当者は「今回の国王陛下の誕生日については、何の連絡も受け取っていません」と報道を否定した

そして「公爵は国王陛下の誕生日を祝うため、いつものように個人的に連絡を取る方法を見つけるでしょう」と付け加えていた。

画像は『Clarence House 2022年6月21日付Instagram「Wishing The Duke of Cambridge a very happy 40th birthday!」』『The Prince and Princess of Wales 2023年11月14日付Instagram「Wishing His Majesty The King a very happy 75th birthday!」』『The Royal Family 2018年12月12日付Instagram「The Prince of Wales and The Duke of Sussex joined a @PrincesTrust roundtable event」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 寺前郁美)

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