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米津玄師が東京・表参道にあるファッションブランドLOEWE(ロエベ)の旗艦店・カサロエベ表参道を来訪した。

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今年8月、日本展開50周年を迎えたロエベの2023年秋冬メンズコレクションキャンペーンに登場した米津。メンズキャンペーンでも着用したピクセルのデニムセットアップに身を包み、リニューアルしたカサロエベ表参道を訪れた。店内を巡った米津はインタビューに応じ、カサロエベ表参道や2023年秋冬メンズキャンペーンについて語った。

米津玄師 インタビュー

新しいカサロエベ表参道の印象

ひとえに素晴らしいなと。ジョナサン(・アンダーソン)が個人的に集めた美術作品からは意志を感じます。「casa(カサ)」は家という意味なんですよね? アート作品などもたくさんあり、その意味で美術館のようでありながらも、安心できる感じというか、落ち着くような部分もあって。すごくいいバランスで成り立っているという感じがします。

今年8月にロエベのキャンペーンに出演した時のエピソードや感想

自分が子供の頃から好きだったものなどで満たした空間という撮影コンセプトだったのですが、あらためてそういう空間で写真を撮ってもらうということが、自分にとってすごく新鮮だったし、意外とないよなと。こういう仕事をしていると、撮られることなども多々ありますが、このような世界的なブランドの一端を担えて、それが自分のプライベートな空間であるというのはすごくありがたいこと、光栄なことだと感じました。カメラマンのアルノー(・ラジュニ)も、言語はわからないですけれど、熱意のある人だと思ったし、出来上がった写真を見て、とても感銘をうけました。

ロエベと米津玄師をつなぐ要素にスタジオジブリがある中、「巡りあわせ」に関して思っていること

ほとんど巡りあわせの力でここまで来たなという気分です。色々な大変なこととか、努力するようなこともあったと思うけれども、そのほとんどがあらゆる巡りあわせで成立しているのではないかと、そういうふうに思うことがよくあります。いろんな人に巡りあって、出会って、わかれることもあるけれども、そういう連続の末に今の自分があるのだとすれば、まあこんな上等な人生ないだろうなと、そういうふうに思うことが今できているので、すごく幸せなことだと思います。

カサロエベ表参道を来訪した米津玄師。