ウルグアイ代表FWルイス・スアレスが、同胞であるリバプールのFWダルウィン・ヌニェスの活躍を喜んだ。

2022年夏に、ベンフィカからリバプールへ加入したヌニェス。FWサディオ・マネが退団した穴を埋める働きが期待されていたが、初挑戦となったプレミアリーグへのフィットに苦戦すると終盤は出場時間も減少し、リーグ戦9ゴールと2桁ゴール達成はならなかった。

期待通りのデビューシーズンは送れなかったヌニェスだが、背番号を「9」に変更して臨んだ今シーズンは、ここまでプレミアリーグ11試合4ゴール4アシストと好調を維持。決定機を決めきれない場面は依然として散見されるが、ポストプレーなどのプレーは飛躍的に向上しており、チームに欠かせない選手となりつつある。

こうした同胞の活躍を、かつてリバプールで大エースとして活躍したスアレスも喜んでいるようだ。ウルグアイ代表の公式YouTubeチャンネル『AUF TV』に出演したスアレスはヌニェスの活躍を称えつつ、代表で自身の後を継いでほしいと期待も示している。

「彼(ヌニェス)にはポテンシャル、技術、フィジカルがあり、今はそれを証明している。僕はチームメイトとして彼のことを知っていたから、今の活躍に驚きはないよ。昨年、彼がリバプールで良くない状況にあったときは声をかけていたが、クラブも僕に話をするよう言ってくれた」

「僕は彼に英国のフットボールとは何かについて忠告したよ。彼も心を開き、自身に何が起こっていたかを話してくれた。それから、代表チームの背番号9についても話したんだ。僕が去ったら、彼にその背番号を掴んでほしいと言ったよ」

「今はチームメイトとして、彼の活躍が僕も嬉しい。10月のブラジル代表戦前にもそのことについては話したが、これはチームメイトとして喜ばしいことだ。僕と彼は世代が違うけど、今の彼がクラブや代表で良い経験をしているのは嬉しいね」