東京書籍株式会社から2012年6月に発売されました『地球博物学大図鑑』が好評につき13刷が決定。重版が出来上がりました。

  • 解説

【書籍の特徴】
・米国スミソニアン国立自然史博物館開館100周年記念出版
・鉱物,岩石,化石から微生物,菌類,植物,動物に至る5154種を,6000点を超える写真・イラストと解説でこの一冊に収めており,地球の生物多様性を実感できる。
・近年進んでいる遺伝子(DNA)解析により,生物の分類体系は大きく変わってきている。それらを反映し解説した初の大図鑑。
・家族で…学校で…どなたにもお薦めできる美しい地球の宝箱のような一冊。プレゼントにも最適!

  • 著者情報

監修

スミソニアン協会(Smithsonian Institution)

1846年設立のスミソニアン協会は、19の博物館とギャラリー、国立動物公園を有する世界最大級の博物館群および研究機関複合体である。所蔵されている文化工芸品、美術品、標本の総数は推定1億3700万点にのぼり、その大半の1億2600万点以上がスミソニアン国立自然史博物館に収められている。世界有数の研究拠点であるスミソニアン協会は、学校教育、公的活動に広く貢献し、芸術・科学・歴史の分野で奨学金制度も設けている。

顧問編集

デイヴィッド・バーニー(David Burnie)

英国に生まれる。ブリストル大学で動物学を専攻。卒業後、自然保護レンジャー、植物学者、編集者として活動の後、現在、野生動植物・環境に関する著述家・コンサルタントロンドン動物学協会の特別会員(フェロー)。フランス在住。これまでに100冊を超える書籍およびマルチメディア著作物に執筆・寄稿。ドーリング・キンダースリー(DK)社のEyewitness Guideシリーズの『樹木』『植物』、Eyewitness Science シリーズの『光』、How Nature WorksNavigators:Mammals、『動物生態大図鑑』(東京書籍)等の執筆のほか、『世界動物大図鑑』の編集長。英国王立協会から科学書に送られるAventis Prizeを受賞。

翻訳者

西尾香苗(にしお かなえ)

京都大学理学部卒業。同大学院理学研究科博士課程中退。生物系翻訳者。主訳書:デイヴィッド・バーニー『動物生態大図鑑』(東京書籍)、ジョナサン・モレノ『マインド・ウォーズ 操作される脳』(アスキー・メディアワークス)、『超人類へ!』ラメズ・ナム(インターシフト)。

増田まもる(ますだ まもる)

英米文学翻訳家。主訳書:ニール・F・カミンズ『もしも月がなかったら』『もしも月が2つあったなら』『恐竜アトラス』(東京書籍)、バラード『夢幻会社』、マーチン『フィーヴァードリーム』、マコーマック『パラダイスモーテル』(東京創元社)、マクデヴィッド『ハリダンの紋章』、ケッセル『ミレニアム・ヘッドライン』ほか多数。

田中稔久(たなか としひさ)

早稲田大学第一文学部卒業。植物・歴史などの翻訳を手がける。

  • コンテンツ

【内容紹介】
この惑星に存在する生命の複雑多彩さを一冊の本に収めるなら・・・。『地球博物学大図鑑』こそ,その一冊に限りなく近い書物である。

ページをめくるたびに現れるまばゆいばかりの種の数々。コレラ菌からシロナガスクジラ,アカカゴタケからジャイアントセコイア,ハチドリからダチョウまで,地球上の生命の豊かな多様性が比類ない形で見事に記録されている。

〔生きている地球〕
巻頭の「生きている地球」の章では,生態系の基盤となる地球環境や,生命の誕生とその後の進化の様子など,地球の辿ってきた道筋と現状を紹介する。また,生物多様性を理解する上で鍵となる進化論や分類学について,わかりやすく解説する。
章の最後には,本書のためにデザインされた[生命の樹]を掲載した。これは一種の系統樹である。地球上の生物がどのように多様化しながら進化してきたのか,また,どのような類縁関係にあるのかを,見てとることができるだろう。

〔驚異的な多様性〕
本書の醍醐味は,息をのむほど鮮やかなフルカラーの写真が5900点以上も掲載されていることである。
植物,動物,菌類,微生物に加え,岩石,鉱物,化石までを収録したこの大図鑑は,地球の自然のすばらしさを伝える比類のない書物となっている。

〔見開きの特集ページでクローズアップ〕
特に見応えのある種をいくつかピックアップして見開きで特集している。さまざまな角度からの解説により,その生物の知られざる側面が明らかになる。

〔分子系統学・分類学の成果〕
近年進んでいる遺伝子解析により,生物の分類体系は,原核生物をアーキアとバクテリアに分けるなど,大きく変わってきている。本書はそれらを反映した初の大図鑑といえる。

〔地球の宝箱〕
『地球博物学大図鑑』は希有にして美しい地球の多様性をまのあたりに見せてくれる、宝箱のような1冊だ。人類の活動が生物の多様性を脅かしているいまこそ,自然保護を願う人をはじめとして,あらゆる人々に本書をお薦めしたい。

『地球博物学大図鑑』

■スミソニアン協会/監修 デイヴィッド・バーニー/顧問編集 西尾香苗・増田まもる・田中稔久/翻訳

■定価10,450円(本体9,500円+税10%)

■A4変型・656頁

https://www.tokyo-shoseki.co.jp/books/80564/

配信元企業:東京書籍株式会社

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