株式会社AlbaLink(本社:東京都江東区、代表取締役:河田 憲二)は、既婚男女500人を対象に「夫婦のお金の管理に関する意識調査」を実施し、そのデータをランキングにしました。
詳細は訳あり物件買取ナビにて公開。( https://albalink.co.jp/realestate/money-management-couple/ )

あなたのご家庭では誰が家計を管理していますか?

夫婦どちらかが一括で管理しているケースもあれば、共同で家計管理するご家庭や、別々で管理しているご家庭もあります。「共同で管理したいけど難しそう」と考えている方もいるかもしれませんね。

今回、株式会社AlbaLink( https://albalink.co.jp/ )が運営する訳あり物件買取ナビ( https://albalink.co.jp/realestate/ )は、既婚男女500人を対象に「夫婦のお金の管理」についてアンケート調査を実施しました。

調査概要

調査対象:既婚男女

調査期間:2023年10月24日~26日

調査機関:自社調査

調査方法:インターネットによる任意回答

有効回答数:500人(女性347人/男性153人)

回答者の年代:20代 12.6%/30代 42.0%/40代 28.0%/50代 13.2%/60代以上 4.2%

調査結果サマリー

・お金の管理は「主に妻」が48.0%

・妻がお金を管理するメリットは「管理しやすい」、デメリットは「夫が家計を把握できない」

・夫がお金を管理するメリットは「適任者が管理できる」、デメリットは「妻が家計を把握できない」

・共同(分担)管理するメリット1位は「情報を共有できる」、デメリットは「管理しにくい・面倒」

  • お金の管理は「主に妻」が48.0%

既婚男女500人に「お金の主な管理者」を聞いたところ、最も多かったのは「妻(48.0%)」で、半数近いご家庭で妻がお金の管理を担っていることがわかりました。次に多かったのは「夫(20.8%)」です。

全体として、夫婦のどちらか一人が家計管理を担当している家庭が多いようです。家計を「ひとつの財布」と考えた場合、共同で管理したり別々で管理したりするよりも、一人で管理するほうがやりやすいと考える人が多いのでしょう。

  • 妻がお金を管理するメリット1位は「お金を管理しやすい」

妻がお金を管理するメリット1位は「お金を管理しやすい(111人)」。2位「無駄遣いが減り貯金しやすい(59人)」、3位「適任者が管理できる(49人)」となりました。

妻ひとりで管理したほうが、家計全体を把握しやすいため管理がうまくいくと感じているご家庭が多いようです。

管理がうまくいっていれば夫はラクで、モメることもないでしょう。

<1位 お金を管理しやすい>

・以前は別財布で、何にいくら使ってどこにいくら貯蓄があるかなどが不明でした。まとめて管理すると家計が見える化できたので、よかったです(30代 女性)

・基本的に食材や日用品の選別は妻がしているので、お金も任せておけば、月々の収支を管理しやすい(40代 男性)

・家計管理が一元化できて、家の資産がわかりやすい(50代 男性)

「口座や財布をまとめて一人が管理することで、家計全体を把握できる」という声が多数。また妻が日常的な買い物を担う家庭が多いため、「食費や日用品の予算配分も含めて、夫より妻が管理しやすい」と感じている人も多いようです。

<2位 無駄遣いが減り貯金しやすい>

・夫の無駄使いを防げる(20代 女性)

・自分が家計を把握できるため、節約意識が高まる(30代 女性)

・お小遣い制になるので、無駄遣いを防げる(40代 男性)

とくに「夫の無駄遣いが減る」と答えた人が多数。妻が管理することで、夫が「お小遣い制」や「欲しいものがあったときに都度お願いするシステム」になるからでしょう。

独身時代に自分で管理していたときよりも無駄遣いが減ったと回答した男性もいました。また妻側からは、「自分で管理すると責任感が生まれ、節約に励めるようになった」というコメントもありました。

<3位 適任者が管理できる>

・夫はお金の管理が苦手だからです(20代 女性)

・我が家の場合は、夫より私の方が管理に適していました。夫はお金に無頓着なので、良くも悪くも執着しません(40代 女性)

・妻は私よりかなりしっかりしてますし、お金の管理が上手なので(50代 男性)

妻の方がお金の管理に向いているご家庭も多いようです。「几帳面で家計簿をつけるのが苦にならない」「投資や節約の知識がある」といった妻なら、上手に家計管理できそうですね。

夫が浪費家で任せておけないという理由で妻が管理を担うようになったケースも目立ちました。

  • 妻がお金を管理するデメリット1位は「夫が家計を把握できない」

妻がお金を管理するデメリット1位は「夫が家計を把握できない(81人)」。次ぐ2位は「夫に自由がない(60人)」、3位「妻の負担が大きい(33人)」と続きます。

いずれの回答も「妻が」というよりも、「どちらか一方が」管理するデメリットだといえるでしょう。ちなみに「デメリットを感じない」と答えた人は21人で、妻が管理して問題なくうまくいっている家庭も多いとわかります。

<1位 夫が家計を把握できない>

・夫がお金の流れをイマイチわかっていないので、節約に対して非積極的(20代 女性)

・夫に経済状況が伝わりにくい(30代 女性)

・信頼しているので通帳の確認などはしていません。完全に任せきっているので、自分でお金の把握ができていないことはデメリットだと思います(40代 男性)

夫が家計を把握していないと、「経済状況が厳しいのに、夫がクレジットカードで無駄遣いする」といった問題が起こります。また夫は、今どのくらい資産があるかがわからないため、不安を抱えてしまうこともあるでしょう。

定期的に家計状況を報告・共有する機会があるとよさそうですね。

<2位 夫に自由がない>

・節約したくて「夫の欲しいもの(お菓子や日用品)を買わない」というと、夫のストレスが溜まる(30代 女性)

・ちょっと大きな買い物をするときに、いちいち妻の了承が必要になる(40代 男性)

・本当に必要な出費だけに抑えられ、少し窮屈に感じる(50代 男性)

妻が家計を管理し、夫は「お小遣い制」「欲しいものがあるときに許可をもらう都度制」をとっている家庭だと、夫が自由に使えるお金が制限されてしまいます。家計をきちんと管理するためとわかってはいても、欲しいものが買えなかったり外食を我慢したりすると、ツラいと感じることもありますよね。

夫側からのコメントが多かったものの、管理者である妻側からも「夫の自由が少ない」と心配しているコメントが寄せられました。

<3位 妻の負担が大きい>

・家計簿をつけるのが大変なこと(20代 女性)

・やってもらえる方が楽。管理するのは意外と大変(30代 女性)

・毎月の収支バランスを整えていくのが大変(60代以上 女性)

家計の管理をやってみて、大変さを感じている女性も多いようです。実際、赤字にならないよう月々の予算配分を考えるのは頭を使います。

また家計簿をつけたりATMに入ってお金を下ろしたりする作業も意外に手間がかかりますよね。

  • 夫がお金を管理するメリット1位は「適任者が管理できる」

夫がお金を管理するメリット1位は「適任者が管理できる(46人)」です。日本では「家計管理は妻の仕事」「なんとなく妻が家計管理している」という家庭も多い一方、数字に強い夫や几帳面な夫が家計管理を担当することでうまくいっている家庭も多いとわかります。

以降、2位には「お金を管理しやすい(28人)」、3位「妻がラク(23人)」がランクインしました。

<1位 適任者が管理できる>

確定申告などが難しいので、数字に強い夫がしている(20代 女性)

・結婚当初は私が管理していたものの、向いていないと気付き夫に任せることにしました。夫の方が得意なのでうまく管理してくれています(40代 女性)

・妻は浪費家、私は倹約家です。倹約家の方が、お金の管理ができるため(50代 男性)

結婚当時、「どっちが管理する?」といった話し合いもなく、妻が家計管理を担い始めたご家庭も多いのではないでしょうか。何となく妻が管理していたものの、うまくいかず夫にバトンタッチした例もありました。

夫に適性がある場合には、夫のほうがうまくいくでしょう。

<2位 お金を管理しやすい>

・夫の給料で生活しているため、給料と生活費のバランスを管理しやすい(20代 女性)

・家族の資産管理が一元化されるので全体が把握できますし、将来的な計画なども立てやすくなることです(30代 男性)

・お給料口座から移動せずに管理できる(40代 女性)

「夫の収入で生活しているため、収入から支出までを一人で管理できてわかりやすい」という声が多数。共働きでも、妻の給料はすべて貯蓄・投資に回し、夫の収入のみで生活を回しているご家庭もありますね。

生活費の支出をすべて夫の給料口座内で行えば、資金を移動させる手間もありません。

<3位 妻がラク>

・家事がひとつ減ること(30代 女性)

・家計簿をつけなくてもいいのでラクなこと(40代 女性)

・責任を負う必要がなく、ラクといえばラク(40代 女性)

家計の管理は大変な仕事ですから、「家事が減ってラク」と感じている女性が多数。お金の計算などが苦手な人の場合、不向きな家事から解放されてストレスも軽減されそうです。

  • 夫がお金を管理するデメリット1位は「妻が家計を把握できない」

一方、夫がお金を管理するデメリット1位は「妻が家計を把握できない(38人)」でした。2位「妻に自由がない(27人)」、3位「夫の負担が大きい(11人)」と続きます。

ランキング上位の項目は「妻が管理する場合のデメリット」とほとんど変わりません。夫婦のどちらか一人が家計を管理する場合、「管理しない方が蚊帳の外になり、お金の使い方も制限されること」ことが大きなデメリットだとわかります。

<1位 妻が家計を把握できない>

・稼いでいる額や収支が私にはわからないので、先のことを考えたときに、知らないがゆえの不安が少しあります(20代 女性)

・あえて挙げるなら、数字に弱い妻がお金の管理に関して丸投げして安心しきっているため、ずっと数字に弱いままなこと(30代 男性)

・収支が見えない。貯蓄額を聞きにくい(40代 女性)

夫が家計をすべて管理している場合、「妻が夫の収入額すら知らない」というケースも起こりえます。夫の収入額や貯蓄額を知らないため、将来のことを不安に感じている女性も多いようです。

対して夫からは、まったく家計に関わる気がない妻への不満が寄せられました。

<2位 妻に自由がない>

いちいちレシートをもらって夫に渡さないといけないこと(20代 女性)

・自分で使えるお金が少ないこと(30代 女性)

・管理してもらっていてすべて筒抜けなので、自分で自由にお金を使いづらい(40代 女性)

ほとんどが女性からの回答でした。「自由に使える額が少ない」「なにか買いたいとき、夫にお願いしないといけない」といった生活スタイルに息苦しさを感じている人もいます。

また「お金は使えるけれど、何にいくら使ったか把握されてしまうのがイヤ」と感じる人もいました。夫婦とはいえ知られたくない出費もありますし、何でも筒抜けなのはちょっとイヤですよね。

<3位 夫の負担が大きい>

・1人だと大変。本来であれば分担が好ましいと思われます(20代 男性)

・管理する方は結構めんどくさいし、常に気にかける必要がある(40代 男性)

家計管理の面倒くささにうんざりしている男性も多いようですね。忙しいときなどは支出の記録などが間に合わず、困ってしまうこともあるでしょう。

  • 共同(分担)管理するメリット1位は「情報を共有できる」

共同分担するメリット1位は「情報を共有できる(24人)」です。共同口座などをつくって夫婦で管理することで、情報を共有でき家計の透明性も高まるのがメリット。情報や負担が平等だからこそ、モメにくい面もありそうです。

<1位 情報を共有できる>

・共同管理することで、お互いに収支の把握ができる(20代 女性)

・お互いが「今、家にどれくらいの資産があるか」を理解できる(40代 男性)

どちらか一方が管理しているときは、「管理していない方が、家計について把握できない」というデメリットがありました。しかし共同管理だと、夫婦のどちらも家計をきちんと把握できます。

どちらも家計を把握しておくことで、「お金の使い道や貯蓄・投資の方針について相談しやすい」というメリットも生まれます。

<2位 無駄遣いが減り貯金しやすい>

・どちらも我が家の家計状況を把握しているので、無謀な買い物などを提案しない。お互い、家計に見合った範囲で商品を選んでいる(30代 女性)

・使いすぎがないように2人でチェックできる(50代 男性)

共同管理するとお金の使い方を相手に知られるので、「無駄遣いしないでおこう」という意識が働きます。また家計全体の状況を把握して、「今月はちょっと引き締めたほうがいいな」といった加減もしやすいでしょう。

無駄遣いしないで生活できれば、貯蓄もしやすくなります。

<3位 お金を管理しやすい>

・「家賃・光熱費等は夫」「食費等は妻」のように、支払う担当を分けることで毎月必要な支出額を準備しやすいところがメリットです(40代 女性)

・共に管理することで、お金の運用がスムーズな点がメリットです(60代以上 女性)

共同で管理する場合、夫婦で支出する費目を分けて負担するケースも多いです。そのため「共同管理だと、わかりやすくて管理しやすい」と考えている人も多くなりました。

共同管理することで貯蓄や投資についての話し合いがしやすくなり、効率的でスムーズな資産運用もできます。

  • 夫婦別で管理するデメリット1位は「管理しにくい・面倒」

お金を共同(分担)管理するデメリットにおいては、1位「管理しにくい・面倒(18人)」、2位「相手の状況がわからない(17人)」、3位「お金を自由に使えない(16人)」、4位「話し合いが面倒(15人)」が僅差で並びました。

共同管理のメリットとして「管理しやすい」が3位にあがっていたのに、デメリットでは「管理しにくい」が1位という結果に。共同管理の方法によって感じ方が違うのかもしれません。

<1位 管理しにくい・面倒>

・個人的に使ったお金をいちいちメモして共有する必要があったり、個人のクレジットカード分の出費を差し引く必要がある(20代 女性)

・家庭用の口座残高を夫のスマホからしか確認できないところ(30代 女性)

・どちらかが面倒になって管理を忘れてしまう(50代 男性)

共同管理だと支出の状況に責任をもち、生活費として使った分は相手にもわかるように記録していかなくてはなりません。また共同口座が夫婦どちらかの名義になってしまうため、残高確認や引き出しで手間を感じている人もいました。

全体的に「日々のこまごました管理」を面倒に感じている人が多い印象でした。

<2位 相手の状況がわからない>

・夫の管理分がどうなっているかわからないこと。話を聞いても教えてくれません(30代 女性)

・お互いの収入がわかりづらくなる(50代 女性)

「夫が家賃」「妻が光熱費」のよう担当を分け、各自の口座で支払いを行っている場合、相手が管理している分については情報が入らなくなってしまいます。また共同口座に生活費を入れるスタイルでも、相手の収入総額は教えてもらわないと不明のまま。

「収入に見合った負担割合なのか」「家庭全体の収入が減っているのか増えているのか」などがわからないため、不安を感じている人もいました。

とくに相手が秘密主義だと、聞いても詳しく教えてもらえないため、不満を抱えることも多いようです。

<3位 お金を自由に使えない>

・何に使ったのかいちいち把握されるのが面倒くさい(20代 女性)

・私の好きなようには、使えないこと。主人がきっちり目を光らせているので(30代 女性)

へそくりができない(50代 男性)

夫婦の収入をすべて合算して管理している場合、相手がすべてチェックしているので自由がないと感じる人も。チェックされることで無駄遣いは減りますが、息苦しさを感じることもあるようです。

  • まとめ

アンケートの結果、妻か夫のどちらかが家計を一括管理しているご家庭が多いとわかりました。

どちらが家計を管理するかは「日常的な買い物をする方」「数字に強い方」など、各家庭ごとに違います。適性のある方が管理することで、節約ができ貯蓄も増え、うまく回っているご家庭も多いことがわかりました。

ただ一人で家計管理すると負担が大きく、管理しない方から見ると「家計がまったくの謎」になってしまうのがデメリット。そのため共同管理するご家庭もあります。生活費と貯蓄分を先取りで共同口座に入れるスタイルなら、残りは自由に使えるのでストレスが溜まりにくくなります。

ただし「負担の偏り」「過度な浪費」が出ないよう、定期的に情報共有や相談の場を設けたほうがいいようです。定期的に相談することで家計や資産運用の方針を見直すきっかけになり、お金についての不安や不満を解消できる場にもなるでしょう。

※全ての集計結果データは以下から閲覧可能です。
URL:https://albalink.co.jp/realestate/money-management-couple/

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株式会社AlbaLinkについて
AlbaLinkは、「事業を通じて未来をつなぐ」をコンセプトに、訳あり不動産の買取再販業を行う不動産会社です。事故物件、共有持分、空き家、底地借地など権利関係の難しい物件などをメインに取り扱い、不動産問題に悩むすべての方に手を差し伸べます。



会社概要
会社名:株式会社AlbaLink

代表者:代表取締役 河田 憲二
所在地:〒135-0047 東京都江東区富岡2-11-18 リードシー門前仲町ビル6F
設立:平成23年(2011年) 1月
資本金:2,400万円
URL:https://albalink.co.jp/company/

配信元企業:株式会社AlbaLink

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