体と心の日常的なリフレッシュは欠かせませんが、時間やお金が必要になり、なかなか思いどおりにはいきません。そのようななか、身近な場所でコスパよくリフレッシュできるのが銭湯です。本記事では、いとうあこ氏の著書『今あるお金で幸せに暮らすお金の回し方』(ごきげんビジネス出版)より、コスパ最強なリフレッシュ方法について解説します。

コスパ最強なリフレッシュタイムの過ごし方

・おいしいものを食べる

・スポーツで汗を流す

・好きな音楽や映画を観る

私たちは日々いろいろな方法で体と心をリフレッシュしています。時間とお金に余裕があったら旅行に出かけたいですが、なかなか理想どおりにはいきませんよね!

・まとまったお休みがなくても

・大金を使わなくても

・それほど遠くに行かなくても

手軽に利用できるセカンドプレイスが、実は身近なところにあります。上手に利用して時間とお金を回しましょう。

コスパが高い「銭湯の日常使い」

日本中どこにでもある銭湯。日常的に活用していますか? 銭湯でのリラックスタイムは想像以上にリフレッシュできます。身近な銭湯をうまく利用して、コスパ最強の優雅な時間を手に入れましょう。

銭湯の利用料金は、大人480円前後、小学生以下200円(2023年4月時点※各自治体によって料金は異なります)です。

週末外出のついでに銭湯を利用すると、身も心もさっぱりした気持ちで夜を迎えることができます。夕食はお弁当やテイクアウトを利用して一切の家事から距離をおくと、温泉に泊まったようなリフレッシュ気分が味わえます。

1人1万円の温泉に宿泊することを考えれば、かかるコストは9割引。定期的に利用しない手はありません。

週末遊びに行った帰りに、疲れた体で帰宅後にお湯を張りお風呂に入る手間と水道光熱費を考えれば、それだけでもワンコイン払う価値は十分にあります。

どこにあるかわからない場合は、スマホの地図検索で「銭湯」と入力してみてください。近所にあってびっくりすることがあります。ぜひお気に入りの銭湯を見つけ積極的に活用しましょう。

スーパー銭湯をコスパよく使う方法

炭酸風呂やサウナなど、いろいろなお風呂が楽しめるスーパー銭湯もオススメです。しかし大人1200円程度(子ども半額)と利用料金がややお高いため、日常的に気軽に利用するには少し工夫が必要です。利用方法のコツをつかんで、スーパー銭湯でさらなるリフレッシュを手に入れましょう。

割引料金を調べる

まず近くのスーパー銭湯の割引プランを調べます。

平日の早朝割引

タオル持参割引

併設のスポーツクラブ利用割引など

一見利用は難しい、と思える時間帯やセット割がいくつかあります。たとえば、早朝割は朝6時から10時までの利用で料金が32%オフになる施設もありますが、一体誰がこんな時間に利用できるのか?

不思議に思いながら、時間をやりくりして利用してみると、朝のパフォーマンスがめちゃくちゃあがることに気づきました。

朝出かけるなんてムリ!という固定概念は捨て、朝のルーティーンを少し入れ替えてみましょう。すると信じられないほどの余裕と、効率を生み出すことができます。

毎日固定化した時間の使い方も、工夫次第で割安かつリラックスできる環境を手に入れることができます。朝風呂、出勤前の方も結構いらっしゃいます。オススメ!

モーニング利用

朝時間の使い方で、もうひとつオススメしたいのが朝ご飯=モーニングの利用です。

エアコンも暖房もいらない爽やかな気候が1年中続けばよいのですが、暑い夏や寒さの厳しい冬など、朝いちばんから冷暖房フル回転しなくてはいけない季節は、思い切って朝起きたらすぐに、朝カフェに脱出します。

多少出費はかさみますが、それでも朝からエアコンをかけてダラダラ室内で過ごすことを思えば、払ったお金は十分回収できます。何より、カフェを楽しみにすることで、朝寝坊を回避できるうれしい特典つき。有効なお金の使い方といえます。

朝活をうまく回すコツ

朝風呂やモーニングなど、早朝にリフレッシュしたければ、朝家事を少しだけ高速回転する必要があります。朝の家事を残して外出すると、家に戻って家事をしなくてはならないため、その後のパフォーマンスが下がります。

10分程度でいいので少しだけ早起きして、家やキッチンすべてをきれいに整えてから出かけることを習慣化しましょう。

今まで嫌だなと思っていたことも、その後のお楽しみのおかげで気持ちよく終わらせることができます。効率よく家事が回り、その後の仕事のパフォーマンスも上がる。おまけコスパ最高の朝活。オススメです。

ポイント

朝活をエサに最高のパフォーマンスを手に入れよう

いとう あこ

お金と暮らしのコンサルタント

ママのための金融リテラシー講座主催

※本記事は『今あるお金で幸せに暮らすお金の回し方』(ごきげんビジネス出版)一部を抜粋し、THE GOLD ONLINE編集部が本文を一部改変しております。

(※画像はイメージです/PIXTA)