牛丼チェーンの朝定食って何であんなに安くておいしいのでしょう。「でも、悲しいかなテイクアウトはできないんだよなあ」と思っているのは私だけではないはず!
実は牛丼チェーンで唯一、「すき家」にだけは、テイクアウトできる朝メニューがあるんです。その名も「牛まぜのっけ朝弁」です。詳しく紹介してまいります。

牛まぜのっけ朝弁は、牛まぜのっけ朝食のお弁当版

「牛まぜのっけ朝弁」は朝食メニューのなかでも特に人気の「牛まぜのっけ朝食」のお弁当版です。価格はごはん並盛税込390円、ごはんミニ税込360円、ごはん大盛税込420円で、「牛まぜのっけ朝食」と同じ。販売時間は、店内の朝食メニューと同じ午前5:00〜午前11:00です。

「牛まぜのっけ朝食」は、
・白ごはん
味噌汁
・牛小鉢
・おくら
おんたま
かつおぶし
・たまごかけしょうゆ
がセットになっているのですが、この定食から味噌汁を抜いて、テイクアウトの容器に白ごはんをよそって、上におかずを乗せたものが「牛まぜのっけ朝弁」です。

牛丼と牛まぜのっけ朝弁を比較してみた

すき家」の「牛まぜのっけ朝弁 並盛り」を「牛丼 並盛り」と比較してみました。

価格は「牛まぜのっけ朝弁 並盛り」が税込390円、「牛丼 並盛り」が税込400円なので、10円お得です。

牛肉は「まぜのっけ朝食 並盛り」が47g、「牛丼 並盛り」が66gなので、19g少ないものの、おくらが46g、おんたまが33gだったので、おかず合計の重さを比較すると「まぜのっけ朝食 並盛り」は126gあり、ほぼ「牛丼 並盛り」の倍ぐらいの量がごはんの上にのっかっている感じです。

ただしごはんは、「牛まぜのっけ朝弁」は少なめ。

「牛まぜのっけ朝弁 並盛り」は273g、「牛丼 並盛り」は361gでした。お茶碗1杯のごはんは150〜170gぐらい、大盛りだと約200〜250g程度と言われているので、「牛まぜのっけ朝弁 並盛り」のごはんも決してボリュームが少ないわけではありません。

ただし牛丼の方のごはんはつ牛丼のつゆを吸っているので、よそった際よりも重量が増している気もしますが、並べてみてもごはんの量が違うのは一目瞭然でした。

「牛まぜのっけ朝弁」は「牛丼」よりも、ごはんと牛丼の部分はちょい少なめで、お肉も野菜もたまごも食べられる。彩りも鮮やかな朝からいろんな味が楽しめる、お得で魅力的なお弁当でした。別添えでついてきた、かつぶしをふりかけて、だししょうゆタラリ。牛丼として食べたり、おんたまとからめて食べたり、オクラとかつぶしを乗せたり、さいごはぐちゃぐちゃに混ぜたりと、味変を楽しみながら完食したのでした。

(執筆者: 大木奈ハル子)

牛丼チェーンで唯一テイクアウトできる朝メニュー! すき家の「牛まぜのっけ朝弁」がラクちん美味しい