マ・ドンソクが主演・プロデュースする韓国映画『犯罪都市 NO WAY OUT』より、マ・ドンソクたっての依頼で出演した國村隼のコメントと、カメオ出演ながら強烈なインパクトを残す場面写真が解禁された。
【写真】存在感と迫力が唯一無二！ 國村隼『犯罪都市 NO WAY OUT』場面写真
本作は、『新感染 ファイナル・エクスプレス』で世界的に大ブレイクし、『エターナルズ』でマーベルヒーローの一員となった、全世界から愛される俳優マ・ドソンクが主演を務める映画『犯罪都市』シリーズの第3弾。ベトナムでの凶悪犯一斉検挙から7年後、拳一つで悪党たちに立ち向かう“怪物刑事”マ・ソクト（マ・ドンソク）が、ソウル広域捜査隊に異動し、新種薬物事件の背後でうごめく新たな強敵たちと戦いを繰り広げる。
5月の韓国オープニング興収では、同時期公開のハリウッド大作『ワイルド・スピード／ファイヤーブースト』や『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー：VOLUME 3』を押さえて堂々の第1位。公開から約1ヵ月後には、前作『犯罪都市 THE ROUNDUP』に続いて動員1000万人を突破し、興行収入100億円を記録。今年を代表するメガヒット作となった。そして来年5月には、早くも第4作の韓国公開が予定されている。
今回、主演マ・ドンソクたっての依頼に応えて出演した國村隼よりコメントが到着。あわせて、カメオ出演ながら強烈なインパクトを残す場面写真が解禁された。
本日11月16日に誕生日を迎える國村隼。その演技力で圧倒的な存在感を放つ俳優だが、国内のみならず、韓国でもその名は知られている。きっかけとなったのは、ナ・ホンジン監督の『哭声／コクソン』。韓国で動員約700万人の大ヒットを記録し、日本公開時にはその前評判からシネマート新宿が人で溢れるほどの人気作となった。“正体不明のよそ者”を演じた國村は、韓国で最も権威のある青龍映画賞で男優助演賞と人気スター賞をダブル受賞。外国人俳優の受賞は史上初の快挙となった。
そして6年ぶりに、國村が本作で韓国映画に出演する。実は青龍映画賞受賞の翌年、プレゼンターとして登壇した國村は、『犯罪都市』で男優助演賞を受賞したチン・ソンギュにトロフィーを贈呈するという巡りあわせもあり、この度マ・ドンソクたっての依頼によるカメオ出演を快諾した。来週11月24日に開催される第44回青龍映画賞においても、本作で“汚職刑事”チュ・ソンチョルを演じるイ・ジュニョクが男優助演賞にノミネートされている。受賞となるか要注目だ。
韓国には、短いシーンでもインパクトを残すスターのカメオ出演が話題になるという文化がある。國村はヤクザの一条親分を演じるが、外国人俳優が韓国作品でカメオ出演を果たすのは異例のこと。『愛の不時着』チェ・ジウ、『パラサイト 半地下の家族』パク・ソジュン、『梨泰院クラス』パク・ボゴムらと同様に、一目見て気付くスターとして國村が選ばれた。
今回解禁された場面写真は、それぞれ黒と白のスーツを着こなす國村演じる一条親分の登場シーン。東京の組事務所で舎弟を引き連れながら真剣な表情で誰かと電話をする姿、巻きたばこを片手に部下の差し出すものに目線を落とす姿だけで、ただものではないオーラが伝わってくる。短い登場シーンながら凄まじい存在感を放つ國村の演技に注目だ。
映画『犯罪都市 NO WAY OUT』は、2024年2月23日より全国公開。
※國村隼のコメント全文は以下の通り。
■國村隼
マ・ドンソクさんとは青龍映画賞以来、不思議にご縁があって、今作品へは「カメオ出演としてご一緒に」と誘って頂き、もちろん喜んでお受けしました。信頼できるマさんのお誘いだし、韓国映画におけるカメオ出演はとても光栄な事だと知っていましたから。
『犯罪都市』のマ・ソクトほどマ・ドンソクさんご本人と重なるキャラクターはなかなか有りませんね。凄まじい剛力、併せ持つ正義感、温かさ優しさ、そして何よりも強面からとつぜん滲み出るおかしみ。これらマ・ドンソクその人の魅力を全て凝縮して見せてくれるのがこの犯罪都市シリーズなんですが、その魅力を知っている韓国内でのシリーズ合計3000万人越えというのもうなずけます。そんな作品へ誘って頂き、改めて〈マブリー〉に感謝！
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