元クロアチア代表FWボシュコ・バラバン氏が、慰謝料の不払いで懲役1年となる可能性があるようだ。ベルギー『HLN』が伝えている。
バラバン氏は主にクロアチア国内のクラブでプレー。リエカとディナモ・ザグレブでプレーしたほか、ベルギーのクラブ・ブルージュでも活躍。出場機会は少なかったが、プレミアリーグのアストン・ビラでもプレーした。
クロアチア代表としても通算35試合に出場して10得点を記録。2002年の日韓・ワールドカップ(W杯)では、出場機会はなかったがクロアチア代表のメンバーにも選ばれていた。
そのバラバン氏は、ミス・クロアチアに選出されたこともあるノバ・ラディッチさんと結婚。2人の間には2人の娘と1人の息子が生まれていたが、2017年に離婚していた。
その上で、バラバン氏はこれまで総額約8万ユーロ(約1310万円)にのぼる慰謝料を一銭も支払っていないという。2021年には、その時までの慰謝料である約4万ユーロ(約660万円)を支払わなかったため、懲役1年と執行猶予4年の判決がザグレブの裁判所から下されていた。
その後、バラバン氏は慰謝料を2年で返済するという提案を受け入れたものの、実際に支払われることはなかった。
そして7月、2024年1月から1年間収監されることが決まったという。ただ、改めて4年の執行猶予付きの判決が言い渡される可能性もあるようだ。
なお、『HLN』によると、バラバン氏は2021年当時、「収入の少なさ」を未払いの理由としていたが、今は代理人として活動しており、ザグレブ、リエカ、イストリアにも不動産を持っているとのことだ。
また、クロアチアのメディアは、バラバン氏が2024年1月までにこれまで滞納した慰謝料を支払ったとしても投獄される可能性が高いと伝えている。
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