2020年からスタートした産地型サーキュラエコノミー「REKROW」と文化服装学院インダストリアルマーチャンダイジング科・ファッション工芸専門課程のコラボレーション企画で、REKROWが回収した造船所のデニムのワークウェアを使用し、役目を終えたあとの使い方までを想定し、学生が商品をデザイン・制作。
サステナブルから学ぶ、教育プログラムの3年目となり、その学びの成果となる、プロダクト発表会ファッションショーを11月23日(木・祝)に尾道・ONOMICHI U2で開催します。ファッションショーのモデルは文化服装学院の学生に加え、REKROWが再生するワークウエアを着用された、常石造船株式会社の従業員の方や尾道や福山の地域の方に担っていただきます。また、作品展示を11月24日(金)~29日(水)に同会場にて披露します。
授業の中で学んだ繊維産地の集積地福山での実体験と、ものづくりの現場で造船の方が働く痕跡を残したワークウエアで制作したプロダクトを着用していただく、今回の産地での人との出会いは貴重な経験となり、さらに学びは深まります。

REKROWや尾道デニムプロジェクトのコンセプトや背景、繊維産地における取り組み等についてのオンライン講座を実施。チームごとの企画会議、ほどき作業などを経て、最終発表。

下記日程でファッションショー・展示を開催します。

■開催概要
/ Fashion Show BUNKA×REKROW /
2023年11月23日(木・祝)
11:00-11:30、12:00-12:30※雨天決行
会場:ONOMICHI U2 海側デッキ 
〒722-0037 広島県尾道市西御所5-11

/作品展示 /
2023年11月24日(金)-11月29日(水)
10:00-18:00
会場:ONOMICHI U2 shima SHOP横

本展示は、マッシュルームレザーの持つ持続可能性とファッションの創造性が交わる場として、インドネシア発のバイオテック企業 MYCL(マイコテックラボ)と REKROWと文化服装学院の学生たちのコレボレーション作品の数々をご紹介します。

マッシュルームレザーとは、キノコの菌糸体を培養して生産される新しい代替レザー素材。現在の動物性レザーや化学繊維の代替レザーに代わるサステナブルな自然由来素材として注目されています。

持続可能性とクリエイティビティの共鳴が生み出す未来のファッションに対するインスピレーションの場をお楽しみください。

HP:ONOMICHI U2 https://onomichi-u2.com/

Instagram:https://www.instagram.com/onomichi_u2/
※ショー、展示ともに入場無料です。

■コンセプト <egAji >
egAji(エガジー)それは 「長い年月を経て時代を帯びたものも再構築することで、いくつも新しい服に生まれ変わる」
という意味が込められています。
人々が着続け
段々と深みが増したものも、人生を刻んだ証を形にしたいという想いを表現します。

企画:インダストリアルマーチャンダイジング科 2年
制作:インダストリアルマーチャンダイジング科 2年・ファッション工芸専門課程

■文化服装学院 インダストリアルマーチャンダイジング科とは

商品企画から販売までブランドをプロデュースする力を育む。

商品企画から生産、販売に至るまでの専門知識を学びます。変化し続けるファッションマーケットを分析し、ブランドをトータルで運営できる人材を育成します。

https://www.bunka-fc.ac.jp/course/fashionkoukasenmon-katei/industrialmerchandising-ka/

インダストリアルマーチャンダイジング科のInstagramでは本プロジェクトの様子を随時更新しています。
Instagram:https://www.instagram.com/bunka_imd/

■文化服装学院 ファッション工芸専門課程とは

ファッション表現のベースとなるテキスタイルと、細部を彩るファッショングッズは、共にファッションの重要な要素であり、そこにもまたスペシャリストが求められます。3年制のファッションテキスタイル科では、テキスタイルの専門スキルを究めます。帽子デザイン科、ジュエリーデザイン科、バッグデザイン科、シューズデザイン科の4学科は、ファッショングッズのデザイナー育成を目的に2020年度より2年制に再編。それぞれの専門知識と技術を体系的に学びます。2年制を卒業後は、さらに高度な能力を身につけることを目的とした1年間の専攻科への進学も可能です。

ファッション工芸専門課程のInstagram
https://www.instagram.com/bunkakougei/

昨年の様子(ONOMICHI U2)

昨年の様子(ONOMICHI U2)
昨年の様子(ONOMICHI U2)
昨年の様子(ONOMICHI U2)
昨年の様子(ONOMICHI U2)

■産地型サーキュラエコノミー「REKROW(リクロ―)」
「REKROW」は 2020 年に発足し、広島県福山市を中心とする繊維産地で立ち上げた産地型サーキュラエコノミープロジェクトです。「WORKER」をひっくりかえしたネーミングには、サーキュラエコノミーの循環への昇華という意味を込めました。素材が持つ経年変化による魅力的な表情や愛着、そして、次の世代に産地のものづくりをつなげていく試みです。ワークウエアを代表とする地域のものづくりを、サーキュラエコノミーを通じてアップデートする取り組みが始まります。
HP:https://rekrow-hiroshima.com/

■尾道デニム
広島県尾道市を舞台に、広島県東部に位置する備後地方で作られるデニムの魅力発信と、尾道の街の魅力発信を目的に2013年1月に「尾道デニムプロジェクト」をスタート。尾道の街で暮らし働く人々がデニムを実際に穿き込むことで、加工では表現できない、1本1本に豊なストーリーと個性を刻んだユーズドデニムを育てる世界初の取り組みとなる。
HP:https://www.onomichidenim.com/

■常石造船株式会社
2017 年に 100 周年を迎えた常石造船(広島県福山市)は、造船・海運業を中心に事業展開する常石グループの中核会社で、船舶の建造と修繕を営んでいます。国内の常石工場(本社)とフィリピン中国の海外工場を拠点に、ばら積み貨物船、コンテナ船、タンカーなどを建造しています。
HP:https://www.tsuneishi.co.jp/

■株式会社ディスカバーリンクせとうち
ディスカバーリンクせとうちは「観光を手段に、事業と雇用を創出する」を目的に掲げ 2013 年に設立。
“まちが失ってはいけないもの”を、事業を通して表現し、せとうちの未来を育てていく事業を展開。地域の方々とともに、郷土愛をもってまちの未来を真剣に考え、出来ることをひとつずつ実行していきます。
HP:https://dlsetouchi.com
主な事業| 尾道デニムプロジェクト、ONOMICHI SHARE、BETTER BICYCLES、尾道自由大学
繊維産地継承プロジェクト委員会 HITOTOITO、ワーケーションプログラム SeW、社会人インターン事業
REKROW、株式会社 hitohi(NIPPONIA 鞆 港町)、繊維カンパニー(OEM)

【文化服装学院】

日本最初の服飾教育学校として認可されて以降、日本のファッション教育の中心的役割を果たし、2023年には創立100周年を迎えました。コシノヒロコ、コシノジュンコ、高田賢三、山本耀司、津森千里、丸山敬太、皆川明(mina perhonen)、高橋盾(アンダーカバー)、NIGO、落合宏理(FACETASM)など、国内外で活躍するデザイナーをはじめ、流行の最先端で活躍するクリエイターや、様々な職種でファッション業界をリードする人材を輩出。文化服装学院を飛び立った30万人以上の卒業生たちは、日本のファッションを世界トップレベルまで押し上げ、その第一線で活躍し続けています。

HP:https://www.bunka-fc.ac.jp/

配信元企業:学校法人文化学園 文化服装学院

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