532万円からトヨタ「タウンエース」が秘密基地に！ 5名就寝できるコンパクトキャンピングカーの空間利用法とは

コンパクトな車両がキャンピングカーに

2023年10月21日〜22日に神奈川県のパシフィコ横浜で開催された「横浜キャンピングカーショー」で発見した気になるキャンピングカーをピックアップ。今回はトヨタ「タウンエース」をベースとしたキャブコン「Registro Owl」を紹介する。

タウンエースベースのキャブコンキャンパー

みなとみらい地区にあるパシフィコ横浜で2023年10月21日〜22日に開催された横浜キャンピングカーショーには、数多くのキャンピングカーが集結した。そんな会場内で発見したのがRegistro Owlと名付けられたキャブコンキャンパーだ。制作したのは、トラックキャンパーや軽キャンパーで有名なミスティックだ。

ベースとなっているのは、ハイエースよりもかなり小さいタウンエーストラックで、キャビンから後ろは専用のボディが架装されるいわゆる「キャブコン（キャブコンバージョン）」と呼ばれるスタイルだ。限られたディメンションの中で最大のスペースを確保できるよう、後部のボディは直線的でスクエアなデザインとなっている。

ボディは標準のタウンエースよりもオーバーハングが延長されており、ボディサイズは全長468cm×全幅191cm×全高261cm（展示車両はオプション装着でサイズが異なるそうだ）となる。それでも一般的な乗用車とほとんど変わらないサイズなので、都心の狭い駐車場でも十分駐車できる大きさとなっている。ハイエースではなくあえてタウンエースをベースとしているのはそのためだ。ちなみにオプションの家庭用クーラーを装着した場合、ボディ後部に室外機を設置する必要があり、全長は499cmとなるそうだ。それでも全長は5m以下に収まっており、如何にコンパクトな車両であるかが判るはずだ。

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