株式会社ChiCaRo(本社:東京都調布市、代表取締役社長:奥温子)は、チャットボットAIママ友「ククちゃん」のβ版をリリースしました。
ククちゃんは、子育て中のパパママのために開発された、AIチャットボットです。日々のお悩みや相談、ちょっとした話まで、まるでママ友のように話を聞いてくれます。
「このイライラが収まらない…誰か聞いて!」「子どもがイヤイヤ泣き続ける…私だって泣きたい(笑)頑張る私をほめて!」「育児のモヤモヤ、誰かに寄り添ってただただ話を聞いてほしい」そんな時こそククちゃんの出番。気軽に話しかけることで、日々のちょっとしたストレスをため込まないようにし、もっと楽しく前向きな子育てライフを実現することを目指します。

■サービスの概要

<ポイント>

子育ての日々の悩みや相談は、なかなか話せる人がいなかったり、「誰に話すまでもないかな」と思い自分の中にとどめてしまうことが多く、結果としてストレスが蓄積し、育児ノイローゼ等の原因となると言われています。ククちゃんは24時間365日対応可能な「気を遣わない話し相手」になることができるため、日々子育てに奮闘するパパママのみかたとしての活躍が期待されます。

<利用者・関係者の声>

電気通信大学 人工知能先端研究センター 特任助教 阿部 香澄

私自身子育て中で、たまにChatGPTに育児の悩みや愚痴を相談したりしていました。ただChatGPTは、育児相談に特化してないので、私自身はほしい回答を引き出せるプロンプティングは苦手ではないのですが、一般の方にとっては欲しい回答がまだ十分には得ずらいだろうなと思っていました。

ククちゃんWeb版は、育児相談や愚痴を吐きだすという用途に対し、少しずつ使いやすい工夫がどんどん追加されていっています。例えば、ゆるりとしたカンガルーの絵が象徴する、ちょっとおっちょっこちょいだけど親身に話した(がり)なママ友というイメージがついていて、回答にも絵文字が使われていたりするので、そんなママ友を相手に想像しながら会話することでChatGPTより育児相談しやすくなる工夫がされています。

私自身、LINE版を使ってみたら、Web版よりもククちゃんと実際に会話しているような、不思議な感覚になりました。普段ママ友と会話しているLINEというインタフェース越しだと、自然と色々な育児の愚痴や悩みが吐き出しやすく感じ、驚きました。

今後の展望として、ククちゃんは大学の研究と結びついてさらにパワーアップしていく予定なので、私自身楽しみです。具体的には、私たちのNEDOプロジェクトでは、大阪大学電気通信大学の技術と統合することで、さらに価値がアップしたククちゃんができる予定です。大阪大学は、相手により納得感を与えられる説明生成AI技術(XAR)、電気通信大学は、子どもとロボット越しのサポーターと一緒に遊びながら発達の変化を簡易的にデータ蓄積できるシステムを研究しています。これをククちゃんと統合させると、実際のお子さんの発達のデータも参照しながら、質問者(親など)がより納得できる説明を生成し、ククちゃんが回答できるようになります。

<利用手順>

STEP1:ククちゃんサイト内「ククちゃんのお部屋」から「ククちゃん」をLINEでお友達追加します。

※下記QRコードからも追加いただけます。

STEP2:トーク画面からメッセージを送信します。

STEP3:ククちゃんからの返信をお楽しみいただけます。

<サービス概要>

サービス名:子育てのみかた ククちゃん

サービス開始日:2023年11月2日(木)

URL:https://www.chicaro.co.jp/service-kukuchan

■会社概要

【株式会社ChiCaRo】

ビジョン:家族をアップデートし、つながりの力で世の中を幸せに

所在地:〒182-8585 東京都調布市調布ヶ丘1-5-1 電気通信大学

事業内容:ChiCaRo企画・製造、ククちゃん企画・開発

代表取締役:奥 温子

URL:https://www.chicaro.co.jp/

株式会社ChiCaRoは、NEDO(国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構)研究開発業務の委託を受けており、「人と共に進化する次世代人工知能に関する技術開発事業/説明できる自律化インタラクションAIの研究開発と育児・発達支援への応用」のテーマのもと、大阪大学電気通信大学と共同研究を行っています。

https://www.nedo.go.jp/library/ai_coevo/index.html#page=37

配信元企業:株式会社ChiCaRo

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